I permanently serve you. NeroAngelo
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こっから先はR指定だ!!
ストロベリーパイをお食べ聞きながら書いてみる。
カニバリズム面を無視すれば超可愛いアリプロとアリカ様なんですけど。ね。
ダークお兄さんのイメージソングですねこれは。アッー←
少しリレイズのネタバレ文章
「でも敵側の頂点がお兄たんって被ってるんですwwwけどwwwwwwwねwwwwww
リレイズだってヘメティのおにーさんマーヴィンですよ!マーヴィンお兄さんですよ!!
何でここで被っちゃうのいやあwwwwwwwwwwww
でもリレイズの方が最初だったから!!Wantの方でパクっtアッー
あっでも一卵性の双子のダークとカラッドとは違ってヘメティとマーヴィンは3つ違いの兄弟だから
全然だいじょうぶですね!!うん!!!
っつーことで進めていこう。次にマーヴィンが出てくるのはいつになることやら。」
ストロベリーパイをお食べ聞きながら書いてみる。
カニバリズム面を無視すれば超可愛いアリプロとアリカ様なんですけど。ね。
ダークお兄さんのイメージソングですねこれは。アッー←
少しリレイズのネタバレ文章
「でも敵側の頂点がお兄たんって被ってるんですwwwけどwwwwwwwねwwwwww
リレイズだってヘメティのおにーさんマーヴィンですよ!マーヴィンお兄さんですよ!!
何でここで被っちゃうのいやあwwwwwwwwwwww
でもリレイズの方が最初だったから!!Wantの方でパクっtアッー
あっでも一卵性の双子のダークとカラッドとは違ってヘメティとマーヴィンは3つ違いの兄弟だから
全然だいじょうぶですね!!うん!!!
っつーことで進めていこう。次にマーヴィンが出てくるのはいつになることやら。」
この世界で俺の知識なんて
露程も必要ないと思ってた
でもここに一人居たんだよ
俺に助けを求めてくる奴が
Want to return 8
あの後、ゆっくりではあるがカラッドとアルディックは自分達の部屋へと戻ってきていた。
部屋の窓から見える、自分達が辿ってきた道には点々と血が滴り落ちて、切り取り線のように続いている。
何か白い布のようなものが見えたが、気のせいだろうとすぐに打ち消した。
窓から目を逸らし、目の前の光景を見る。
カラッドの目の前のベッドには、シーツを赤く濡らしているアルディックが居た。
「……ッ、クソ……俺にどうしろっていうんだよ……!」
アルディックの右眼の治療が、カラッドに出来るわけがなかった。
ただ見ていることしかできない自分が本当に無力で腹立たしくて。
このまま何もせずにいれば、確実にアルディックは自分の前で死んでしまう。
「──おい……泣く、な……って」
掠れ気味の声でも、確かに聞き取れた言葉。『泣くな』。
カラッドは、自分が泣いていることに気付く。
「……俺、泣いてるのか」
泣くことなんて、長い間忘れていた気がする。あの状況で泣くことなんてできなかったからか。
霧が掛かったようにぼんやりとしている頭でそう考えていたカラッドは、ある一つの事を思い出した。
「アルディック、身体、あとどれくらい持つ?」
「……解んねぇよ、そんなの……」
「『医療班』、探してくる。──俺が戻ってくるまで生きててくれ」
死体処理屋と同じく、ゲーム参加者を管理する権利を持つ『医療班』。
名の通り、この世界での医者のようなものだ。
こんな世界のこんなゲームだからかなり出番は多い、と思われがちだが実はそうでもない。
どちらが死ぬまで、という殺し合いばかりのせいか、重傷者なんてものが殆ど出ないのだ。
その為、医療班がその現場に行っても残されているのは死体のみ、というときがしばしばある。
探し出すのは困難だろう。だが、アルディックを助ける為にはこれしか方法がない。
カラッドは椅子から立ち上がり、小走りで部屋のドアを開けた。
その勢いのまま、外に身を躍らせる──筈だった。
「ぐはっ!?」
カラッドは何かにぶつかった感覚と聞こえた悲鳴に動きを止め、顔を上げた。
「っオイ、餓鬼! 何してんだ!!」
「は……? あ、あんた誰?」
自分の目の前で見事なまでに転がっている白衣の男に、若干引きながらも訪ねる。
「いや、血の跡を辿ってきたらここに辿り着いただけだ」
白衣と同じくらいに白い髪の毛をがしがしと掻き上げながら、男は答えた。
「じゃああんた──」
「残念ながら医療班じゃねぇ。ただの参加者さ。元の世界で医術をかじっていた、な」
「それでいい! あんたが参加者だろうが医療班だろうがどうでもいい!」
突然声を荒げたカラッドに、男は眉根を寄せた。
「取り敢えず落ち着け餓鬼。何があった?」
「──仲間が大怪我してる。俺一人じゃどうにもできない。だからあんたに頼みたいんだ」
「……俺は敵だぞ? 『治療』してるときに医療ミスだとか言って殺すかもしれねぇ」
「……それでも、今の俺にはこれしか──」
言いかけた時、突然背後から物音が聞こえた。
「アルディック……!?」
「お前、何……してんだよ……」
右眼を手で隠すようにしてはいるが、その押さえる手が血で真っ赤に染まっているあたりを見ると、あまり隠す意味が無さそうに思えた。
「成る程……あんたがこの餓鬼の仲間か」
「お前、は……何者なんだ……?」
男は笑って、眼鏡の奥の緑色の瞳を細めた。
「この世界じゃあ、こう名乗ってる。『アポフィス=イングズナイト』」
アポフィスと名乗った男は、アルディックの右眼をじっと見つめていた。
「──ああ、成る程な。あんたの状態は一応解った」
「何のこと──」
「いやー、この餓鬼にお前を助けてくれって言われてなー」
「さっきから餓鬼餓鬼煩い。こっちはそんな悠長にしてられないんだ」
「解ったって。じゃあさっさと中に入るんだな」
アポフィスに促され、二人は部屋の中へ戻る。二人が入ったのを確認してから、アポフィス自身も。
「んじゃ、さっさと横になってくれ。俺が治療しづらい」
アルディックはふらつきながらも、先程まで横たわっていたベッドにもう一度横たわった。
「言っておくがな、優しくできる保証はない。つーかする気もねぇ。死ぬ程痛ぇだろうけど──いいな?」
持っていたバッグの中からメスを数本取り出しながら、アポフィスは淡々と告げる。
「──ああ、餓鬼は出てろ。見ねぇ方が良い」
自分がここにいても、ただ邪魔になるだけだ。
カラッドは頷き、一度アルディックに心配そうな視線を向けた後に部屋を出た。
「がッ……あああああああああ!!」
ドアを閉めた直後、室内からアルディックの絶叫が響いてきた。
それも、一度だけではなく何度も何度も、カラッドの耳に届く。
「……俺の、せいだ」
その絶叫が鼓膜を震わせる度、自責の念は深くなっていく。
自分があんな事を言い出したりしなければ、あの時身体がトラウマ等気にせず動いていれば。
アルディックはこんな死の淵を彷徨わずに済んだ筈なのだ。
それをこんな状況に追い込んだのは、他の誰でもない──自分自身だ。
「……ごめん、ごめん……ごめ……ん……」
座り込んだカラッドの口からこぼれる謝罪の言葉と、眼から流れる涙は止まらず、その場に反響し続けた。
露程も必要ないと思ってた
でもここに一人居たんだよ
俺に助けを求めてくる奴が
Want to return 8
あの後、ゆっくりではあるがカラッドとアルディックは自分達の部屋へと戻ってきていた。
部屋の窓から見える、自分達が辿ってきた道には点々と血が滴り落ちて、切り取り線のように続いている。
何か白い布のようなものが見えたが、気のせいだろうとすぐに打ち消した。
窓から目を逸らし、目の前の光景を見る。
カラッドの目の前のベッドには、シーツを赤く濡らしているアルディックが居た。
「……ッ、クソ……俺にどうしろっていうんだよ……!」
アルディックの右眼の治療が、カラッドに出来るわけがなかった。
ただ見ていることしかできない自分が本当に無力で腹立たしくて。
このまま何もせずにいれば、確実にアルディックは自分の前で死んでしまう。
「──おい……泣く、な……って」
掠れ気味の声でも、確かに聞き取れた言葉。『泣くな』。
カラッドは、自分が泣いていることに気付く。
「……俺、泣いてるのか」
泣くことなんて、長い間忘れていた気がする。あの状況で泣くことなんてできなかったからか。
霧が掛かったようにぼんやりとしている頭でそう考えていたカラッドは、ある一つの事を思い出した。
「アルディック、身体、あとどれくらい持つ?」
「……解んねぇよ、そんなの……」
「『医療班』、探してくる。──俺が戻ってくるまで生きててくれ」
死体処理屋と同じく、ゲーム参加者を管理する権利を持つ『医療班』。
名の通り、この世界での医者のようなものだ。
こんな世界のこんなゲームだからかなり出番は多い、と思われがちだが実はそうでもない。
どちらが死ぬまで、という殺し合いばかりのせいか、重傷者なんてものが殆ど出ないのだ。
その為、医療班がその現場に行っても残されているのは死体のみ、というときがしばしばある。
探し出すのは困難だろう。だが、アルディックを助ける為にはこれしか方法がない。
カラッドは椅子から立ち上がり、小走りで部屋のドアを開けた。
その勢いのまま、外に身を躍らせる──筈だった。
「ぐはっ!?」
カラッドは何かにぶつかった感覚と聞こえた悲鳴に動きを止め、顔を上げた。
「っオイ、餓鬼! 何してんだ!!」
「は……? あ、あんた誰?」
自分の目の前で見事なまでに転がっている白衣の男に、若干引きながらも訪ねる。
「いや、血の跡を辿ってきたらここに辿り着いただけだ」
白衣と同じくらいに白い髪の毛をがしがしと掻き上げながら、男は答えた。
「じゃああんた──」
「残念ながら医療班じゃねぇ。ただの参加者さ。元の世界で医術をかじっていた、な」
「それでいい! あんたが参加者だろうが医療班だろうがどうでもいい!」
突然声を荒げたカラッドに、男は眉根を寄せた。
「取り敢えず落ち着け餓鬼。何があった?」
「──仲間が大怪我してる。俺一人じゃどうにもできない。だからあんたに頼みたいんだ」
「……俺は敵だぞ? 『治療』してるときに医療ミスだとか言って殺すかもしれねぇ」
「……それでも、今の俺にはこれしか──」
言いかけた時、突然背後から物音が聞こえた。
「アルディック……!?」
「お前、何……してんだよ……」
右眼を手で隠すようにしてはいるが、その押さえる手が血で真っ赤に染まっているあたりを見ると、あまり隠す意味が無さそうに思えた。
「成る程……あんたがこの餓鬼の仲間か」
「お前、は……何者なんだ……?」
男は笑って、眼鏡の奥の緑色の瞳を細めた。
「この世界じゃあ、こう名乗ってる。『アポフィス=イングズナイト』」
アポフィスと名乗った男は、アルディックの右眼をじっと見つめていた。
「──ああ、成る程な。あんたの状態は一応解った」
「何のこと──」
「いやー、この餓鬼にお前を助けてくれって言われてなー」
「さっきから餓鬼餓鬼煩い。こっちはそんな悠長にしてられないんだ」
「解ったって。じゃあさっさと中に入るんだな」
アポフィスに促され、二人は部屋の中へ戻る。二人が入ったのを確認してから、アポフィス自身も。
「んじゃ、さっさと横になってくれ。俺が治療しづらい」
アルディックはふらつきながらも、先程まで横たわっていたベッドにもう一度横たわった。
「言っておくがな、優しくできる保証はない。つーかする気もねぇ。死ぬ程痛ぇだろうけど──いいな?」
持っていたバッグの中からメスを数本取り出しながら、アポフィスは淡々と告げる。
「──ああ、餓鬼は出てろ。見ねぇ方が良い」
自分がここにいても、ただ邪魔になるだけだ。
カラッドは頷き、一度アルディックに心配そうな視線を向けた後に部屋を出た。
「がッ……あああああああああ!!」
ドアを閉めた直後、室内からアルディックの絶叫が響いてきた。
それも、一度だけではなく何度も何度も、カラッドの耳に届く。
「……俺の、せいだ」
その絶叫が鼓膜を震わせる度、自責の念は深くなっていく。
自分があんな事を言い出したりしなければ、あの時身体がトラウマ等気にせず動いていれば。
アルディックはこんな死の淵を彷徨わずに済んだ筈なのだ。
それをこんな状況に追い込んだのは、他の誰でもない──自分自身だ。
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赤闇銀羽
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性別:
非公開
職業:
ソルジャー1st
趣味:
妄想!
自己紹介:
こちらは更新凍結しました
サイトにて活動中。
手描きブログ。
FF、DMC、TOAをメインにやる予定だったのに何かオリジナル増えそう。
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