I permanently serve you. NeroAngelo
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ただ書く時間がなかっただけで…!!
実は今も無いけど泣きそうになりながら書いてる。
しかし本当にサンドリヨンはテンション上がる。マジで上がる。
それ以上に上がるのが炉心だったり残虐ヒーリングだったりするけど。
かーくーゆーうーごーうろーにっさあああ(ry
RELAYS - リレイズ - 8 【機関】
「いやー、二人とも本当にお疲れ様!!」
少し長めの金髪を揺らしながら、俺とソーマの前を歩くダグラスさんは笑った。
「ソーマは日帰りだからまだいいけど、2ヶ月の長期任務は大変だったでしょ!」
「大変というか何というか……」
一番大変だったのは最終日だと思う……けど。
暫く機関──ここでは本部と書いておく。
世界の色々なところ……正直に言うと、正確な場所は知らないが、色々なところに
この機関は小規模ながらも点在しているらしい。
本当かどうかは解らないが。
その内、一番多くの人間が所属していて大きい機関、それがここだった。
だから、知らない内に『本部』と呼ばれるようになったのかもしれない。
本部の中を歩き、ある大きめの部屋に辿り着いた。
そこには何かやけにポップな文字で『司令室!』と書いてある。
多分、書いたのはダグラスさん本人だと思う。
こんな書き方をする人なんて、俺はダグラスさん以外に知らない。
というか、このビックリマークはどんな理由で付いてるんだ……?
「じゃあ、早速で悪いけど……報告を」
黒縁眼鏡の奥に見えるダグラスさんの薄い緑色の目が、真剣な光を帯びる。
「こっちは何も情報はなかった」
「珍しいね……2ヶ月も居たのに」
「こいつの情報収集が下手なだけだ」
「うるさい!!」
ボソッと聞こえたソーマの小言に、俺は言い返した。
「そういうお前はどうなんだよ!!」
「ウィジロの発電機器系統の破壊は全てやり遂げたが?」
「……すげぇ」
そこまで完璧に言われると、もう何も言い返せない。
「まあ二人とも落ち着いて……何も情報が得られなかったのは仕方ない」
「……すみません」
「いや、別にいいんだ」
ダグラスさんは俺に言い、机の上に山を作っている資料の中からある資料を手に取った。
「他の地域に居る人から、一ついい情報が入ってね」
「どんな?」
機関の人間は、殆どが世界に散らばっている。
中には1年に1度しか本部に戻ってこない人間も居るらしい。
「またあちらサンが都市を拡張するらしい」
「──簡単に言えば、また都市を造ろうとしてるって話なんだ」
「って、またか!?」
世界の7,8割も支配しているくせに、まだ──
そう考えるだけで、眩暈がする。
ウィジロの一番上の人間は、一体どんな人間なんだ……
「そこに、今度は君達2人で行って欲しいんだ」
「……それをどうすればいい?」
ソーマはさほど驚かずに、ダグラスさんに聞いた。
「そうだな……その都市開発を阻止、そしてウィジロの人間を拘束してくれればいい」
「抵抗されたら?」
「抵抗されたら──やむを得ない」
「殺す」
ソーマは一言だけ、冷徹に言い放った。
「またそれか……」
俺はため息をつく。
──関係のない人間まで殺す事ないだろ──
それが、俺の考えだった。
俺があまり関係のない人間を巻き込みたくないと思うのも、それが理由だった。
あっちにとって俺は敵であり、本来なら関わってはいけない存在だから。
「嫌ならば来るな」
ソーマの言葉に、顔を上げた。
「殺す覚悟がないなら、邪魔なだけだ」
「そういう訳じゃ……ッ!」
そういう訳じゃない、と言いかけて止まる。
ソーマの言う通りなのかもしれない。
そう考えていた。
「出発は?」
「できれば早い方がいいから──明日だね」
「解った」
ソーマは頷き、俺に背を向けて歩き出した。
その後ろ姿を見つめている俺の隣に、いつの間にかダグラスさんが立っていた。
「──あまり深く考えない方がいい」
「解ってる……解ってるんだ」
俺の考えが、戦場では全く役に立たないって事くらい。
それを深く考えれば考える程、深みに填っていくだけだって事くらい。
「ソーマの考えは仕方がないと思う──彼の生い立ちと、今と今までの人生を考えれば」
俺はソーマがどんな理由でここに居るのか知らない。
でも、纏っている雰囲気と考えが、常人とは全く違う事は解る。
「ヘメティは、自分の考えてる事を信じればいい」
「──それが、例え間違っていたとしても?」
「間違っているなら、自分で気付く。気付かなくても、他の人達が気付かせてくれる」
「……はい」
俺はダグラスさんの言葉に頷いた。
「じゃあ、明日頑張って、ヘメ君」
「あ、はい──ってその呼び方止めてくださいって何回も言ってんじゃないですか!」
「ごめんごめん」
「俺もう行きますからね!」
ダグラスさんに俺は即座に言い返した。
「……有り難うございます」
俺は小さくお礼を言い、司令室を出た。
この人に励まされるのは、これで何度目だろうか。
俺はそう思いながら、本部の中を歩き出した。
ソーマはどう考えてもバージルかセフィロスって印象しか無い。
これ大丈夫だよね?ね?苦情言わないでくださいよ?
しょうがないじゃないか……ソーマがこんなキャラなんだから(何
実は今も無いけど泣きそうになりながら書いてる。
しかし本当にサンドリヨンはテンション上がる。マジで上がる。
それ以上に上がるのが炉心だったり残虐ヒーリングだったりするけど。
かーくーゆーうーごーうろーにっさあああ(ry
RELAYS - リレイズ - 8 【機関】
「いやー、二人とも本当にお疲れ様!!」
少し長めの金髪を揺らしながら、俺とソーマの前を歩くダグラスさんは笑った。
「ソーマは日帰りだからまだいいけど、2ヶ月の長期任務は大変だったでしょ!」
「大変というか何というか……」
一番大変だったのは最終日だと思う……けど。
暫く機関──ここでは本部と書いておく。
世界の色々なところ……正直に言うと、正確な場所は知らないが、色々なところに
この機関は小規模ながらも点在しているらしい。
本当かどうかは解らないが。
その内、一番多くの人間が所属していて大きい機関、それがここだった。
だから、知らない内に『本部』と呼ばれるようになったのかもしれない。
本部の中を歩き、ある大きめの部屋に辿り着いた。
そこには何かやけにポップな文字で『司令室!』と書いてある。
多分、書いたのはダグラスさん本人だと思う。
こんな書き方をする人なんて、俺はダグラスさん以外に知らない。
というか、このビックリマークはどんな理由で付いてるんだ……?
「じゃあ、早速で悪いけど……報告を」
黒縁眼鏡の奥に見えるダグラスさんの薄い緑色の目が、真剣な光を帯びる。
「こっちは何も情報はなかった」
「珍しいね……2ヶ月も居たのに」
「こいつの情報収集が下手なだけだ」
「うるさい!!」
ボソッと聞こえたソーマの小言に、俺は言い返した。
「そういうお前はどうなんだよ!!」
「ウィジロの発電機器系統の破壊は全てやり遂げたが?」
「……すげぇ」
そこまで完璧に言われると、もう何も言い返せない。
「まあ二人とも落ち着いて……何も情報が得られなかったのは仕方ない」
「……すみません」
「いや、別にいいんだ」
ダグラスさんは俺に言い、机の上に山を作っている資料の中からある資料を手に取った。
「他の地域に居る人から、一ついい情報が入ってね」
「どんな?」
機関の人間は、殆どが世界に散らばっている。
中には1年に1度しか本部に戻ってこない人間も居るらしい。
「またあちらサンが都市を拡張するらしい」
「──簡単に言えば、また都市を造ろうとしてるって話なんだ」
「って、またか!?」
世界の7,8割も支配しているくせに、まだ──
そう考えるだけで、眩暈がする。
ウィジロの一番上の人間は、一体どんな人間なんだ……
「そこに、今度は君達2人で行って欲しいんだ」
「……それをどうすればいい?」
ソーマはさほど驚かずに、ダグラスさんに聞いた。
「そうだな……その都市開発を阻止、そしてウィジロの人間を拘束してくれればいい」
「抵抗されたら?」
「抵抗されたら──やむを得ない」
「殺す」
ソーマは一言だけ、冷徹に言い放った。
「またそれか……」
俺はため息をつく。
──関係のない人間まで殺す事ないだろ──
それが、俺の考えだった。
俺があまり関係のない人間を巻き込みたくないと思うのも、それが理由だった。
あっちにとって俺は敵であり、本来なら関わってはいけない存在だから。
「嫌ならば来るな」
ソーマの言葉に、顔を上げた。
「殺す覚悟がないなら、邪魔なだけだ」
「そういう訳じゃ……ッ!」
そういう訳じゃない、と言いかけて止まる。
ソーマの言う通りなのかもしれない。
そう考えていた。
「出発は?」
「できれば早い方がいいから──明日だね」
「解った」
ソーマは頷き、俺に背を向けて歩き出した。
その後ろ姿を見つめている俺の隣に、いつの間にかダグラスさんが立っていた。
「──あまり深く考えない方がいい」
「解ってる……解ってるんだ」
俺の考えが、戦場では全く役に立たないって事くらい。
それを深く考えれば考える程、深みに填っていくだけだって事くらい。
「ソーマの考えは仕方がないと思う──彼の生い立ちと、今と今までの人生を考えれば」
俺はソーマがどんな理由でここに居るのか知らない。
でも、纏っている雰囲気と考えが、常人とは全く違う事は解る。
「ヘメティは、自分の考えてる事を信じればいい」
「──それが、例え間違っていたとしても?」
「間違っているなら、自分で気付く。気付かなくても、他の人達が気付かせてくれる」
「……はい」
俺はダグラスさんの言葉に頷いた。
「じゃあ、明日頑張って、ヘメ君」
「あ、はい──ってその呼び方止めてくださいって何回も言ってんじゃないですか!」
「ごめんごめん」
「俺もう行きますからね!」
ダグラスさんに俺は即座に言い返した。
「……有り難うございます」
俺は小さくお礼を言い、司令室を出た。
この人に励まされるのは、これで何度目だろうか。
俺はそう思いながら、本部の中を歩き出した。
ソーマはどう考えてもバージルかセフィロスって印象しか無い。
これ大丈夫だよね?ね?苦情言わないでくださいよ?
しょうがないじゃないか……ソーマがこんなキャラなんだから(何
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赤闇銀羽
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性別:
非公開
職業:
ソルジャー1st
趣味:
妄想!
自己紹介:
こちらは更新凍結しました
サイトにて活動中。
手描きブログ。
FF、DMC、TOAをメインにやる予定だったのに何かオリジナル増えそう。
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