I permanently serve you. NeroAngelo
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ひひゃwww
明日学校行こうか。行こうか。行くか。
行かなきゃなぁ。
カツ、カツ、と徐々に近づいてくる規則的な足音。
それに混じる独特な金属音。
それを纏って現れたのは
「え、あの人があんたの友達?」
……ええ、そうですが、何か、問題でも?
──大アリだ!!
RELAYS - リレイズ - 5 【撤退】
まずい。
この状況はまずい。
イーナも俺も危ない。
目の前にいる『敵』は、俺だけで勝てる相手じゃない、気が──
俺は目の前に居るソーマから目が逸らせなかった。
いつも通りの無表情だが、身に纏っているオーラが全く違う。
「あれ、何か滅茶苦茶怒ってるみたいだけど、大丈夫?」
大丈夫じゃない。
「あー……ソーマ来てくれたん──」
俺が言いながら一歩踏み出した瞬間、俺の頬を何かが掠めた。
それは俺の茶髪を何本か散らし、後ろの壁に突き刺さった。
「え、これ……氷!?」
イーナが驚くのも無理はない。
ソーマが出したのは、剣の切っ先のように鋭利な氷柱だったのだから。
ソーマは機関内でも魔法を使える少ない人間の1人だ。
しかもその腕は機関一だとも言われている。
その場から身動きできない俺には、ソーマが近づいてくる足音が死の
カウントダウン的なモノに聞こえた。
「ちょ、ソーマ──」
俺はソーマを呼び止めようとするが、ソーマは俺の声など聞こえていないかのように
近づいてくる。
「ね、ねえ!!」
今まで黙っていたイーナが口を開いた。
「待ってよ友達の人!!」
「ああああああああ!!!」
俺はイーナの発言に被せるようにして叫んだが、その禁句はソーマにしっかりと
伝わってしまったらしい。
「お前何言ってんだよ馬鹿!!」
「だって本当のことでしょ!?名前だって知らないし!!」
「だからってもっと言い方があるだろ!!」
「知らないよそんなの!!」
「……友達だと?」
ソーマのいつもより数段は冷たくなった声に、俺とイーナは言い争いを止めた。
止めざるを得なかった、と言った方が正しいのかもしれないが。
「貴様──」
「わああッ!!ごめんソーマ!これしかなかったんだ!!」
「何がだ」
「そ、それは──」
「言え」
有無を言わさない雰囲気のソーマに俺が口を開いた時、どこかから爆音のような音が聞こえた。
「え、何この音!?」
イーナは状態を飲み込めずに混乱しているようだった。
「チッ──もうか」
舌打ちをして呟いたソーマの言葉に、俺は気付く。
「もう、って事は……」
「任務は完了した。それだけだ」
先程の爆音は、ソーマが仕掛けた爆弾か何かが起こしたモノだったのだろう。
「行くぞ」
「え──」
「ここにいる意味はない」
ソーマはそう言い残し、さっさと歩き始める。
「悪い、イーナ!」
俺はソーマを追って走り出した。
「ちょ、ちょっと待ってよヘメティ!」
背中にかけられたイーナの声に、俺は背中越しに振り返る。
「話はまた今度だ!」
──また今度なんて、ある筈が無いのにな
そう、この時は思ってたんだ。
この時は。
さあ俺寝るか?寝ないと駄目だな。うん。
その気になったら明日早退してk(ry
明日学校行こうか。行こうか。行くか。
行かなきゃなぁ。
カツ、カツ、と徐々に近づいてくる規則的な足音。
それに混じる独特な金属音。
それを纏って現れたのは
「え、あの人があんたの友達?」
……ええ、そうですが、何か、問題でも?
──大アリだ!!
RELAYS - リレイズ - 5 【撤退】
まずい。
この状況はまずい。
イーナも俺も危ない。
目の前にいる『敵』は、俺だけで勝てる相手じゃない、気が──
俺は目の前に居るソーマから目が逸らせなかった。
いつも通りの無表情だが、身に纏っているオーラが全く違う。
「あれ、何か滅茶苦茶怒ってるみたいだけど、大丈夫?」
大丈夫じゃない。
「あー……ソーマ来てくれたん──」
俺が言いながら一歩踏み出した瞬間、俺の頬を何かが掠めた。
それは俺の茶髪を何本か散らし、後ろの壁に突き刺さった。
「え、これ……氷!?」
イーナが驚くのも無理はない。
ソーマが出したのは、剣の切っ先のように鋭利な氷柱だったのだから。
ソーマは機関内でも魔法を使える少ない人間の1人だ。
しかもその腕は機関一だとも言われている。
その場から身動きできない俺には、ソーマが近づいてくる足音が死の
カウントダウン的なモノに聞こえた。
「ちょ、ソーマ──」
俺はソーマを呼び止めようとするが、ソーマは俺の声など聞こえていないかのように
近づいてくる。
「ね、ねえ!!」
今まで黙っていたイーナが口を開いた。
「待ってよ友達の人!!」
「ああああああああ!!!」
俺はイーナの発言に被せるようにして叫んだが、その禁句はソーマにしっかりと
伝わってしまったらしい。
「お前何言ってんだよ馬鹿!!」
「だって本当のことでしょ!?名前だって知らないし!!」
「だからってもっと言い方があるだろ!!」
「知らないよそんなの!!」
「……友達だと?」
ソーマのいつもより数段は冷たくなった声に、俺とイーナは言い争いを止めた。
止めざるを得なかった、と言った方が正しいのかもしれないが。
「貴様──」
「わああッ!!ごめんソーマ!これしかなかったんだ!!」
「何がだ」
「そ、それは──」
「言え」
有無を言わさない雰囲気のソーマに俺が口を開いた時、どこかから爆音のような音が聞こえた。
「え、何この音!?」
イーナは状態を飲み込めずに混乱しているようだった。
「チッ──もうか」
舌打ちをして呟いたソーマの言葉に、俺は気付く。
「もう、って事は……」
「任務は完了した。それだけだ」
先程の爆音は、ソーマが仕掛けた爆弾か何かが起こしたモノだったのだろう。
「行くぞ」
「え──」
「ここにいる意味はない」
ソーマはそう言い残し、さっさと歩き始める。
「悪い、イーナ!」
俺はソーマを追って走り出した。
「ちょ、ちょっと待ってよヘメティ!」
背中にかけられたイーナの声に、俺は背中越しに振り返る。
「話はまた今度だ!」
──また今度なんて、ある筈が無いのにな
そう、この時は思ってたんだ。
この時は。
さあ俺寝るか?寝ないと駄目だな。うん。
その気になったら明日早退してk(ry
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ソーマvvv
おぉ!タイミングよく爆発♪
イーナとヘメティの命の危機回避ですね(>v<*)
ソーマ魔法が使えるのですね!!!
数少ない魔導師がソーマ・・・
おぉ神よ、何故危険人物に
力を与えてしまったのか。。。
神さまナイスです!!! ← オィ!!!
ソーマかっこいいな~(^∀^*)vvv
イーナとヘメティの命の危機回避ですね(>v<*)
ソーマ魔法が使えるのですね!!!
数少ない魔導師がソーマ・・・
おぉ神よ、何故危険人物に
力を与えてしまったのか。。。
神さまナイスです!!! ← オィ!!!
ソーマかっこいいな~(^∀^*)vvv
コメント返信→凪ノ助さん
タイミング良くwww
回避できて良かったね2人とも!
使えますよ〜^^
他にも使えるキャラはいるんですけどねw
危険人物wwwwwwwww確かにwww
神様GJ(何
ある意味ソーマが一番強い気がしてきた←
格好いいですか!
ありがとうございます^^
回避できて良かったね2人とも!
使えますよ〜^^
他にも使えるキャラはいるんですけどねw
危険人物wwwwwwwww確かにwww
神様GJ(何
ある意味ソーマが一番強い気がしてきた←
格好いいですか!
ありがとうございます^^
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こちらは更新凍結しました
サイトにて活動中。
手描きブログ。
FF、DMC、TOAをメインにやる予定だったのに何かオリジナル増えそう。
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