魔界に堕ちよう さあ、跪くがいい 忍者ブログ
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ソーマにキラッてさせたい。
てか、ソーマに「まりさは大変な物を(ry」を歌わせたい。
まりさ?漢字で書けるわけないじゃないですか。
「人の心まで…やってられるか糞が!」
「はい収録おkでーす」


…さ、さあ書こうか!!





RELAYS - リレイズ - 9 【出動】

「──ん〜……」
部屋の天井がぼんやりと視界に映る。
その天井は、俺が帰ってきたときよりも明るい。
「……って、俺寝てた!?」
やっと寝ていた事に気付き、飛び起きた。
「い、今何時だ!?何時なんだ!?」
焦って壁に掛けられた時計を見る。
『AM 5:00』
この時計が指す時間は、午前5時。
調度早朝──つまり、任務に出る時間。
大丈夫だとは思う。
だが

「俺を置いて行ったりしてないだろうな……」

ダグラスさんが居る限り、置いて行きはしないだろうが……
ソーマだったら普通に置いていきそうで怖い。
実際そういうことが一度あった。
その時は車の運転手が気付いてくれたからよかったものの──
「ヤバすぎるだろこの状況!!」
俺は急いで任務の準備を始めた。
その準備を終えると、俺はドアの近くの壁に立て掛けておいた日本刀を持って部屋を出た。

司令室の前を通りかかったとき、俺は少しだけ部屋の中を覗いてみた。
だが、ダグラスさんはもちろん誰も居ない。
ということは──
「も、もう出発──」
「おい、オッドアイ!お前まだここ居たのかよ!!」
「アイド、調度良いところに──ってだから……!」
言い合いをしている場合で無いことに気付き、俺は言葉を呑み込む。
「司令官ならさっき出てったぜ?」
さっき、というのが本当なら、まだ間に合うはずだ。
「ありがとな!!」
「頑張れよ!応援してっから!」
アイドの言葉に俺は走りながら背中越しに手を振って答えた。

「──それで、今回の任務だけど……」
俺は微かな話し声を聞き、そちらへと走った。
遠目にダグラスさんとソーマの姿が見える。
「──任務を」
「ま……待て二人とも!!」
俺は2人の元に辿り着くと叫んだ。
「ヘメティ!?遅いから来ないのかと──」
「寝坊した、んです……」
息を整えながら、それだけを告げる。
「馬鹿が良くやる事だな」
「う、うるさい!」

「──結局来るのか」
「……悪いか?」
やっと息を整え終わり、俺は大きく息を吐いてからソーマに答えた。
「俺は言った筈だ。殺す覚悟がないのなら、戦場で邪魔になるだけだと」
「解ってる」
「甘さは死を招く──俺はそれを身を持って体験しているからな」
「え?」
ソーマの最後の言葉に、俺は少し疑問を感じた。
「まあそれは後にして……2人とも来たことだし、今回の任務の詳細を言おう」
ダグラスさんの声に、俺は頷く。
「まず──ここから西にある街に行って貰う。昨日話した通り、ウィジロがまた都市を
拡張するらしい。正確に言えば、合併みたいなモノだけどね。」
「合併って事は、その街の人間は?」
「街の人間は半数以上が反対だそうだ。だけどあちらサンは、それを無視して武力で
制圧しようって考えてるんだ」
「そんな理不尽な──」
それを言ったところで何も変わらないのは解っている。
「一応その街にも小さいけど軍隊はあるみたいなんだ。」
俺はそれを聞いて、少しだけ安堵した。
「今回の任務の内容は3つある」

「1つ目は、その軍隊に加勢してあちらサンを撃退すること」
「2つ目は──あちらサンの軍人を、数人でいい、捉えること」

「そして3つ目」


「極力、死者を出さないこと」


ダグラスさんの言葉に、俺は驚く。
「3つ目──それでいいのか?」
「こちらとしても、人が死ぬのは見たくないしね」
俺は横目でソーマを見た。
「それが命令なら、殺さない」
ソーマは淡々とダグラスさんに答えた。
俺はその言葉に対して少し──いや、かなり憤りは感じたが、ここで言い合うわけにはいかない。
言い合う空気でもない。
「任務の内容はこれで全部だね。」
「解った」
「ありがとう、ダグラスさん」


「じゃあ──行ってらっしゃい」


「はい!」
俺は笑ってダグラスさんに返し、背を向けた。


『任務を、開始する』




うわーお

書いてる内にめっさ鬱になったよ!!何でだろうね!!
何ていうか?
俺って、友達になっても良い人間なのかな…って考える。

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