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間違って立てちゃった死亡フラグはどうやって回収すればいいものか。
裏表ラバーズ最高だぜえええええええええええええええ(ry
等身大の裏・表!!!
RELAYS - リレイズ - 26 【一週間】
「ただいま……っと」
部屋の中に入ると、その中には俺とシェイド大佐が部屋を出る前と同じ光景が広がっていた。
いや、それは当たり前なんだけど……ソーマもイーナもラスターさんも1歩も動いていないのだ。
「あ、おかえり」
いつも通り言うイーナの様子からして、喧嘩も言い合いも何もしなかった……らしい。
「何だ、何もなかったのか? 言い合いとか」
「いや、何で言い合いすることが当たり前みたいになってんの!?」
「だってお前達から目を離したらすぐに言い合いをしそうで」
「誰がそんな低脳な事をするか、貴様ふざけているのか?」
「ふざけてはいない! オレは真面目だ!! だからラスターを子守りとし」
「こ、子守り!? アンタマジでその包帯むしり取るわよ!?」
「フン、やりたいならやるがいい!! 包帯など買えばいいだけの話だ!! 家にも幾つか予備は
あるからな!!」
「そもそも何故包帯なんだ?」
いや、何でこんな事になってるんだ?っていうか子守り?今シェイド大佐子守りって言った?
「取り敢えずヘメティおかえり」
そして何でラスターさんがこんなに冷静なんだ。何か悟りを開いたみたいな目してるし。
『あーやっぱりこうなるのかよ』とその目が語っていた。やっぱりこうなるんですね。
「煩い、俺は18だ!」
「……えええええええ!? ちょっと待って、アンタ18だったの!? どう考えても20過ぎじゃ」
「待て、本当にオレより6歳も年下か!?」
「いい加減にしろー!!! もう関係ない話になってるだろ!! それとソーマが18歳なのは
本当だからな!」
確かに18には見えない。
顔立ちや体付き──少し細身だが──はそうなのだけれど、そう見えないのは纏っている雰囲気や口調のせいだろう。
こいつが俺より一つだけ年上なんて、俺自身最初会ったとき信じられなかった。ちなみに俺は17。
世の中こういう18歳というか、未成年も居るんだな、と感じたのを覚えている。
「……嘘だ、絶対嘘だ、サバ読んでるでしょアンタ」
だから読んでないって。信じてやれよイーナ。ソーマが額に青筋立ててるぞ。
「──まあいいや。さっき電話してきたんだけどな」
「あ、そうだった。それでそれで?」
訳の解らない言い合いからさっさと切り替え、イーナが期待しているような口調で聞いてきた。
「何か俺達が機関に帰るときに一緒に連れてきてくれ、って。イーナいいか?」
そういえば彼女に許可も取らずに『今度帰るときに連れてきます』って言ってしまっていたことに気付く。
これでやっぱり駄目なんてことになったら、ダグラスさんに何て言えばいいのか解らない。
「うん、全然大丈夫!」
「即答かよ! まあいいけど……シェイド大佐も一緒に行くことになるから、俺とソーマと
イーナと……4人で行くことに」
「ちょっと待て!」
鋭い声を上げたのは椅子から立ち上がったラスターさんだった。
「オレは!? ここで黙って待ってろっていうのかよ!?」
「お前は行く理由がないだろう。それに店はどうするつもりだ?」
機関にはイーナとシェイド大佐の事以外は言っていない。
別にシェイド大佐の弟なのだから一緒に行っても何も問題はないとは思う。だが大佐の言う通り
ラスターさんが経営している武器屋はどうするのか。
「あ、それは別に店閉めるからいいぜ。元々客なんて来ねェし」
こんな平和な街だしな、とラスターさんは続けた。
来ないからいい、というものではないと思うが、店長が言っているのだから俺が口出しするわけにもいかない。
「まあ大丈夫だと思うし……ラスターさんも行くって事でどうですか?」
「よっしゃ!! んじゃあそういう事でな!」
「……お前、ただ待っているのが暇だっただけだろう」
一瞬ラスターさんの笑顔が凍り付いた気がするが、気のせいか?
兎も角これで全部決まった。
一週間後にこの部屋にいる5人で機関に帰る。ラスターさんは、まあ、成り行きってことで
ダグラスさんに説明しよう。
知らせていないだけで、ラスターさんだって力はある。問題はない。
あの人はそうそう怒る人じゃないから大丈夫。……だと思うんだけどな……
「──それで、あっちに帰るのは1週間後になった。怪我とか全部治ってから、って感じだな」
俺はほぼ無傷に近いから、2,3日すれば治るだろう。
ソーマのコートと身体に付着している血はほぼ返り血だ。ソーマ自身の怪我は少ないと思う。
イーナは勿論無傷だ。ザクストに撃たれてもいないし、流れ弾も当たっていない。
一番怪我の度合いが酷いのはシェイド大佐とラスターさんか。
この2人が1週間でどれだけ回復するかどうかは解らないが……
「あー大丈夫大丈夫、これくらい1週間あれば普通に治るし」
「それなら心配ないですねーって、どんだけ治癒力高いんですか!!」
突っ込んだ後、俺は困惑した。冗談なのか本気なのか解らない。
「昔から切り傷とか治るの早いんだよ、オレ」
「それ切り傷ってレベルじゃないですからね!? そこら辺解ってんですか!!」
ラスターさんの腕に巻かれている包帯には血が滲んでいるし、体中に切り傷や擦り傷がある。
切り傷は恐らく、銃弾が掠ったのか、砕けて鋭利になった瓦礫で切ったかのどちらか。
「大丈夫だっつーの心配すんなって」
「……治らなかったら連れて行かない方向で検討してみますか」
「いやそれだけは勘弁してくれ!!」
しょうがないだろう。治らないなら安静にするのが一番だろうし、怪我をした状況で連れて行って
どうなるか解ったもんじゃない。
まあラスターさんの辞書の中に安静の二文字があるとは思えないけれど。
「そういう事だ、さっさと寝ろ。そして治せ」
「解ったよ。じゃあどっか部屋借りていいか?」
「ああ、その事なんだが」
シェイド大佐は思い出したように口を開いた。
「ここに居る全員に、一人一部屋振り分けておいた。1週間、そこで寝泊まりすればいい」
「え、マジで!?」
「ありがと!! さすが大佐!!」
「だから大佐の権力を甘く見るなと何度も言っているだろう?」
滅茶苦茶喜んでいるラスターさんとイーナを見て、俺は大佐がどれだけ凄いのかを再認識する事になった。
最初は俺とソーマに宿取ってくれたし、今はこうだもんな……
大佐の権力って凄いな。本当に嘗めちゃいけない。
「もう日が暮れる。部屋は案内してやるから来い。──ああ、ヘメティはこの部屋だ。問題はないか?」
「全然問題なんてないです。有り難うございます」
問題なんてあるわけが無い。あるとしたら感謝と少しの申し訳なさくらいだ。
「それじゃあまた明日ね!」
「じゃあな、ヘメティ」
シェイド大佐に連れられて三人が出て行った後、俺はベッドに横になった。
もう今日は何もすることが無いだろう。ソーマのように本を持ってきている訳でもないし。
「……あーもう寝るか……暇だし」
一応寝れる環境があればどこでも眠れる、それが俺の特技のような物だったりする。全然要らない特技だけど。
何でこんなしょうもない特技があるのかと思いながら、俺はゆっくりと目を閉じた。
大体、愛、無い!!
裏表ラバーズうへへへへ^p^p^p^p^
裏表ラバーズ最高だぜえええええええええええええええ(ry
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RELAYS - リレイズ - 26 【一週間】
「ただいま……っと」
部屋の中に入ると、その中には俺とシェイド大佐が部屋を出る前と同じ光景が広がっていた。
いや、それは当たり前なんだけど……ソーマもイーナもラスターさんも1歩も動いていないのだ。
「あ、おかえり」
いつも通り言うイーナの様子からして、喧嘩も言い合いも何もしなかった……らしい。
「何だ、何もなかったのか? 言い合いとか」
「いや、何で言い合いすることが当たり前みたいになってんの!?」
「だってお前達から目を離したらすぐに言い合いをしそうで」
「誰がそんな低脳な事をするか、貴様ふざけているのか?」
「ふざけてはいない! オレは真面目だ!! だからラスターを子守りとし」
「こ、子守り!? アンタマジでその包帯むしり取るわよ!?」
「フン、やりたいならやるがいい!! 包帯など買えばいいだけの話だ!! 家にも幾つか予備は
あるからな!!」
「そもそも何故包帯なんだ?」
いや、何でこんな事になってるんだ?っていうか子守り?今シェイド大佐子守りって言った?
「取り敢えずヘメティおかえり」
そして何でラスターさんがこんなに冷静なんだ。何か悟りを開いたみたいな目してるし。
『あーやっぱりこうなるのかよ』とその目が語っていた。やっぱりこうなるんですね。
「煩い、俺は18だ!」
「……えええええええ!? ちょっと待って、アンタ18だったの!? どう考えても20過ぎじゃ」
「待て、本当にオレより6歳も年下か!?」
「いい加減にしろー!!! もう関係ない話になってるだろ!! それとソーマが18歳なのは
本当だからな!」
確かに18には見えない。
顔立ちや体付き──少し細身だが──はそうなのだけれど、そう見えないのは纏っている雰囲気や口調のせいだろう。
こいつが俺より一つだけ年上なんて、俺自身最初会ったとき信じられなかった。ちなみに俺は17。
世の中こういう18歳というか、未成年も居るんだな、と感じたのを覚えている。
「……嘘だ、絶対嘘だ、サバ読んでるでしょアンタ」
だから読んでないって。信じてやれよイーナ。ソーマが額に青筋立ててるぞ。
「──まあいいや。さっき電話してきたんだけどな」
「あ、そうだった。それでそれで?」
訳の解らない言い合いからさっさと切り替え、イーナが期待しているような口調で聞いてきた。
「何か俺達が機関に帰るときに一緒に連れてきてくれ、って。イーナいいか?」
そういえば彼女に許可も取らずに『今度帰るときに連れてきます』って言ってしまっていたことに気付く。
これでやっぱり駄目なんてことになったら、ダグラスさんに何て言えばいいのか解らない。
「うん、全然大丈夫!」
「即答かよ! まあいいけど……シェイド大佐も一緒に行くことになるから、俺とソーマと
イーナと……4人で行くことに」
「ちょっと待て!」
鋭い声を上げたのは椅子から立ち上がったラスターさんだった。
「オレは!? ここで黙って待ってろっていうのかよ!?」
「お前は行く理由がないだろう。それに店はどうするつもりだ?」
機関にはイーナとシェイド大佐の事以外は言っていない。
別にシェイド大佐の弟なのだから一緒に行っても何も問題はないとは思う。だが大佐の言う通り
ラスターさんが経営している武器屋はどうするのか。
「あ、それは別に店閉めるからいいぜ。元々客なんて来ねェし」
こんな平和な街だしな、とラスターさんは続けた。
来ないからいい、というものではないと思うが、店長が言っているのだから俺が口出しするわけにもいかない。
「まあ大丈夫だと思うし……ラスターさんも行くって事でどうですか?」
「よっしゃ!! んじゃあそういう事でな!」
「……お前、ただ待っているのが暇だっただけだろう」
一瞬ラスターさんの笑顔が凍り付いた気がするが、気のせいか?
兎も角これで全部決まった。
一週間後にこの部屋にいる5人で機関に帰る。ラスターさんは、まあ、成り行きってことで
ダグラスさんに説明しよう。
知らせていないだけで、ラスターさんだって力はある。問題はない。
あの人はそうそう怒る人じゃないから大丈夫。……だと思うんだけどな……
「──それで、あっちに帰るのは1週間後になった。怪我とか全部治ってから、って感じだな」
俺はほぼ無傷に近いから、2,3日すれば治るだろう。
ソーマのコートと身体に付着している血はほぼ返り血だ。ソーマ自身の怪我は少ないと思う。
イーナは勿論無傷だ。ザクストに撃たれてもいないし、流れ弾も当たっていない。
一番怪我の度合いが酷いのはシェイド大佐とラスターさんか。
この2人が1週間でどれだけ回復するかどうかは解らないが……
「あー大丈夫大丈夫、これくらい1週間あれば普通に治るし」
「それなら心配ないですねーって、どんだけ治癒力高いんですか!!」
突っ込んだ後、俺は困惑した。冗談なのか本気なのか解らない。
「昔から切り傷とか治るの早いんだよ、オレ」
「それ切り傷ってレベルじゃないですからね!? そこら辺解ってんですか!!」
ラスターさんの腕に巻かれている包帯には血が滲んでいるし、体中に切り傷や擦り傷がある。
切り傷は恐らく、銃弾が掠ったのか、砕けて鋭利になった瓦礫で切ったかのどちらか。
「大丈夫だっつーの心配すんなって」
「……治らなかったら連れて行かない方向で検討してみますか」
「いやそれだけは勘弁してくれ!!」
しょうがないだろう。治らないなら安静にするのが一番だろうし、怪我をした状況で連れて行って
どうなるか解ったもんじゃない。
まあラスターさんの辞書の中に安静の二文字があるとは思えないけれど。
「そういう事だ、さっさと寝ろ。そして治せ」
「解ったよ。じゃあどっか部屋借りていいか?」
「ああ、その事なんだが」
シェイド大佐は思い出したように口を開いた。
「ここに居る全員に、一人一部屋振り分けておいた。1週間、そこで寝泊まりすればいい」
「え、マジで!?」
「ありがと!! さすが大佐!!」
「だから大佐の権力を甘く見るなと何度も言っているだろう?」
滅茶苦茶喜んでいるラスターさんとイーナを見て、俺は大佐がどれだけ凄いのかを再認識する事になった。
最初は俺とソーマに宿取ってくれたし、今はこうだもんな……
大佐の権力って凄いな。本当に嘗めちゃいけない。
「もう日が暮れる。部屋は案内してやるから来い。──ああ、ヘメティはこの部屋だ。問題はないか?」
「全然問題なんてないです。有り難うございます」
問題なんてあるわけが無い。あるとしたら感謝と少しの申し訳なさくらいだ。
「それじゃあまた明日ね!」
「じゃあな、ヘメティ」
シェイド大佐に連れられて三人が出て行った後、俺はベッドに横になった。
もう今日は何もすることが無いだろう。ソーマのように本を持ってきている訳でもないし。
「……あーもう寝るか……暇だし」
一応寝れる環境があればどこでも眠れる、それが俺の特技のような物だったりする。全然要らない特技だけど。
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FF、DMC、TOAをメインにやる予定だったのに何かオリジナル増えそう。
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