I permanently serve you. NeroAngelo
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囚人また聞いてボロ泣いてる。糞泣ける。紙飛行機は冗談じゃないくらいアレだからあんまり聞かない。
紙飛行機は何か、冗談じゃなく呼吸困難になる。マジで。
囚人聞きながら13話ー目ー
話数間違ってたなんてしねる/(^O^)\
真っ白いツインの片方だけ結った髪の毛と、黒い腰エプロン
どこかで見たことがある格好──
っていうか、どっからどう見てもこいつは……
RELAYS - リレイズ - 13 【再会】
「──って、何でお前がここに居るんだよ!」
「それはこっちの台詞!何でアンタがここに居るの!?」
俺がイーナに聞いた筈が、逆に俺が聞かれてしまった。
「いや、ちょっとな」
「……もしかしてまた観光?だったら私と同じだけど」
──こいつの頭の中には観光しかないのか!
初めて会ったときもそうだった。
俺が上から落ちてきて、ウィジロの人間じゃないと気付かれて……
普通の観光客が上から落ちてくるわけないでしょうよ。そこ考えようよ。
「ま、まあそんな感じだ」
「ふーん……って、アンタその拳銃どうしたの?」
納得したのかしていないのか解らないイーナは、俺が持っている拳銃を見て言った。
「あ、これか?さっき買ったんだ」
買った、というよりは貰ったんだけどな。
「──アンタ銃も使えるの?」
イーナの言葉に、俺は重大なことに気付いた。
「──忘れてた……」
「ヘメティ、アンタっ馬鹿じゃないの!?銃は使えなかったらただの危険物よ!?」
「解ってるよそんなの!!でも撃とうと思えば俺でも撃てる!!いや撃つ!!」
「そういう考えじゃ駄目なんだって!」
「あー解った解った!使えるようになるまで使わないから!」
俺の宣言に、イーナは納得したように頷いた。
「──まあ、そんなに使う機会はあんまりないだろうけどな」
「え……じゃあ何で買ったのよ」
──確かに。
何故俺はこれを買ったのだろう。
最初手にしたときに、何か無くしていた物を取り戻せたような、懐かしい感覚がした、
ただそれだけで俺はこれを買ったのか?
そうじゃない気がする。
何かは解らない。
俺は手の中にある拳銃を見る。
「……何で、だろうな……悪い、俺も解んねえや」
訳の分からない考えを止めるように、俺は笑った。
「まあ別にいいんだけど──あれ、お友達は?」
イーナの言葉に、俺は吹き出した。
「た、頼むイーナ。それだけはもう言わないでくれ……!」
あの時はまだ途中で中断されたからいいものの、今度バレたら──うん、死さえ簡単に覚悟できる。
「わ、解ったわよ……アンタがそこまで言うなら言わない」
「ほんと、マジで頼むぞ」
俺が安心して胸を撫で下ろした時だった。
街に、鐘の音が鳴り響いた。
「あ──っと、じゃあ私もう行くね!宿に帰る時間だし」
「そうか……じゃあな!」
「また会おうねー!どっかで!」
イーナは言い残すと、俺に背を向けて走っていった。
「……あ、俺も戻らなきゃな」
もうとっくに日は暮れている。
俺はイーナが走っていったのとは逆の方向に足を向けた。
「ただいま」
宿の部屋のドアを開けながら、誰に言うでもなく呟いた。
その瞬間、俺の頬を──鋭利な物ではないと思うが、何かが掠った。
それは廊下の壁にぶつかり、硬質の音を立てて床に落ちる。
「……この時間まで何処をほっつき歩いていたんだ、このド阿呆が」
ソーマの怒気を含んだ声を聞くのと同時に、俺は後ろを振り返る。
廊下の床に落ちているのは、角から少し煙を立たせている──
ソーマが読んでいた、一冊の本だった。
ちなみに、ごく普通の、1センチくらいの厚さの文庫本。
廊下の壁は、少しだけだが凹んでいた。
どれだけ強い力で投げたのか……
「──いや、怒ってるのは解るけどさ、本は大事にしようぜ……」
俺はその本を拾い上げる。
「──貴様本当に解っているのか?」
「……何が?」
ソーマの言葉の意味が解らず、俺は拾った本をソーマに手渡しながら聞き返した。
「あちらの人間が来るのは明日、だとでも思っているのか?だとしたら大きな間違いだ」
「連中がそんな約束を守るとでも?そんな訳はない」
「あちらの人間が、この街の人間に紛れ込んでいる可能性も十分にある」
「あ──」
俺はそこで気付く。
「貴様、よくそんな甘い考えで、殺されずに帰って来られたな」
「──そこまで、考えて無かった」
ソーマの考えで言うのなら、俺はいつ殺されてもおかしくない。
「貴様を心配する訳ではない。ただ、今この状況で味方が減れば面倒な事になる。それだけだ」
「……お前、いっつもそればっかりだな」
心配して貰いたい訳じゃない。逆にそうじゃない方が有り難い。
だが、俺がいつも憤りを感じているのは、ソーマの考え方に対してだ。
「お前の言ってる事は間違ってないと思う。ただ──」
「貴様は楽観的にモノを見すぎだ」
ソーマは微かに悲しそうに眉根を寄せた。
「こう考えていなければ、この戦場では生きていけない」
ソーマの言葉に、俺はすぐに反応できなかった。
今までにも、同じようなことを言われたことはあった。
だが、今日の事は、少し──意味が、違う気がする。
「──ソーマは……」
「さっさと休め──これ以上は無意味だ」
ソーマに遮られ、俺は言いかけた言葉を呑み込んだ。
「え──ソーマは?」
「他人の心配よりも、先に自分の事を考えろ」
俺は反論できずに、溜め息をつくとベッドに倒れ込んだ。
それと同時に、溜息が出る。
──俺はどうすればいいのか──
考えている内、俺は眠っていた。
明日、あんな事になるなんて知らずに。
長い俺オワタwwwww
長さ違うのどうにかしようよwww
あと喉痛いwww
Missing You聞くんじゃなかった・・・泣けてきた・・・
紙飛行機は何か、冗談じゃなく呼吸困難になる。マジで。
囚人聞きながら13話ー目ー
話数間違ってたなんてしねる/(^O^)\
真っ白いツインの片方だけ結った髪の毛と、黒い腰エプロン
どこかで見たことがある格好──
っていうか、どっからどう見てもこいつは……
RELAYS - リレイズ - 13 【再会】
「──って、何でお前がここに居るんだよ!」
「それはこっちの台詞!何でアンタがここに居るの!?」
俺がイーナに聞いた筈が、逆に俺が聞かれてしまった。
「いや、ちょっとな」
「……もしかしてまた観光?だったら私と同じだけど」
──こいつの頭の中には観光しかないのか!
初めて会ったときもそうだった。
俺が上から落ちてきて、ウィジロの人間じゃないと気付かれて……
普通の観光客が上から落ちてくるわけないでしょうよ。そこ考えようよ。
「ま、まあそんな感じだ」
「ふーん……って、アンタその拳銃どうしたの?」
納得したのかしていないのか解らないイーナは、俺が持っている拳銃を見て言った。
「あ、これか?さっき買ったんだ」
買った、というよりは貰ったんだけどな。
「──アンタ銃も使えるの?」
イーナの言葉に、俺は重大なことに気付いた。
「──忘れてた……」
「ヘメティ、アンタっ馬鹿じゃないの!?銃は使えなかったらただの危険物よ!?」
「解ってるよそんなの!!でも撃とうと思えば俺でも撃てる!!いや撃つ!!」
「そういう考えじゃ駄目なんだって!」
「あー解った解った!使えるようになるまで使わないから!」
俺の宣言に、イーナは納得したように頷いた。
「──まあ、そんなに使う機会はあんまりないだろうけどな」
「え……じゃあ何で買ったのよ」
──確かに。
何故俺はこれを買ったのだろう。
最初手にしたときに、何か無くしていた物を取り戻せたような、懐かしい感覚がした、
ただそれだけで俺はこれを買ったのか?
そうじゃない気がする。
何かは解らない。
俺は手の中にある拳銃を見る。
「……何で、だろうな……悪い、俺も解んねえや」
訳の分からない考えを止めるように、俺は笑った。
「まあ別にいいんだけど──あれ、お友達は?」
イーナの言葉に、俺は吹き出した。
「た、頼むイーナ。それだけはもう言わないでくれ……!」
あの時はまだ途中で中断されたからいいものの、今度バレたら──うん、死さえ簡単に覚悟できる。
「わ、解ったわよ……アンタがそこまで言うなら言わない」
「ほんと、マジで頼むぞ」
俺が安心して胸を撫で下ろした時だった。
街に、鐘の音が鳴り響いた。
「あ──っと、じゃあ私もう行くね!宿に帰る時間だし」
「そうか……じゃあな!」
「また会おうねー!どっかで!」
イーナは言い残すと、俺に背を向けて走っていった。
「……あ、俺も戻らなきゃな」
もうとっくに日は暮れている。
俺はイーナが走っていったのとは逆の方向に足を向けた。
「ただいま」
宿の部屋のドアを開けながら、誰に言うでもなく呟いた。
その瞬間、俺の頬を──鋭利な物ではないと思うが、何かが掠った。
それは廊下の壁にぶつかり、硬質の音を立てて床に落ちる。
「……この時間まで何処をほっつき歩いていたんだ、このド阿呆が」
ソーマの怒気を含んだ声を聞くのと同時に、俺は後ろを振り返る。
廊下の床に落ちているのは、角から少し煙を立たせている──
ソーマが読んでいた、一冊の本だった。
ちなみに、ごく普通の、1センチくらいの厚さの文庫本。
廊下の壁は、少しだけだが凹んでいた。
どれだけ強い力で投げたのか……
「──いや、怒ってるのは解るけどさ、本は大事にしようぜ……」
俺はその本を拾い上げる。
「──貴様本当に解っているのか?」
「……何が?」
ソーマの言葉の意味が解らず、俺は拾った本をソーマに手渡しながら聞き返した。
「あちらの人間が来るのは明日、だとでも思っているのか?だとしたら大きな間違いだ」
「連中がそんな約束を守るとでも?そんな訳はない」
「あちらの人間が、この街の人間に紛れ込んでいる可能性も十分にある」
「あ──」
俺はそこで気付く。
「貴様、よくそんな甘い考えで、殺されずに帰って来られたな」
「──そこまで、考えて無かった」
ソーマの考えで言うのなら、俺はいつ殺されてもおかしくない。
「貴様を心配する訳ではない。ただ、今この状況で味方が減れば面倒な事になる。それだけだ」
「……お前、いっつもそればっかりだな」
心配して貰いたい訳じゃない。逆にそうじゃない方が有り難い。
だが、俺がいつも憤りを感じているのは、ソーマの考え方に対してだ。
「お前の言ってる事は間違ってないと思う。ただ──」
「貴様は楽観的にモノを見すぎだ」
ソーマは微かに悲しそうに眉根を寄せた。
「こう考えていなければ、この戦場では生きていけない」
ソーマの言葉に、俺はすぐに反応できなかった。
今までにも、同じようなことを言われたことはあった。
だが、今日の事は、少し──意味が、違う気がする。
「──ソーマは……」
「さっさと休め──これ以上は無意味だ」
ソーマに遮られ、俺は言いかけた言葉を呑み込んだ。
「え──ソーマは?」
「他人の心配よりも、先に自分の事を考えろ」
俺は反論できずに、溜め息をつくとベッドに倒れ込んだ。
それと同時に、溜息が出る。
──俺はどうすればいいのか──
考えている内、俺は眠っていた。
明日、あんな事になるなんて知らずに。
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赤闇銀羽
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性別:
非公開
職業:
ソルジャー1st
趣味:
妄想!
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こちらは更新凍結しました
サイトにて活動中。
手描きブログ。
FF、DMC、TOAをメインにやる予定だったのに何かオリジナル増えそう。
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