I permanently serve you. NeroAngelo
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20話も続いたのは凄いよ・・・俺二次創作でも長編描けなくて短編ばっか書いてたんだからな・・・!
パソコンが重いウザい表示遅いこのポンコツ1回バラすぞコラ←
ココロのイントロだけで涙腺緩む…やべ、マジで涙腺壊れてきたわ…
前なんか悪ノでも泣けなかったのよ?囚人で緩むくらいだったのよ?
しょぼん見てからかなり変わったなぁ…
──まただ
『あの時』も聞いた、酷く懐かしい歌声
どんな歌詞なのかは……上手く、聞き取れない。
運良く聞き取れたのは、ただ、一節だけ
──もしも私が私でなくなってしまった時は──
その一節が聞こえた瞬間、俺は酷い頭痛を感じた。
そしてそのまま、世界が暗転した。
RELAYS - リレイズ - 20 【問題】
「──う……っ」
俺は、ゆっくりと目を開く。
病室を彷彿とさせる真っ白な天井が目に入ってきた。
「俺は……?」
俺は、まだ覚醒しきっていないののだろう──重い身体を起こした。
頭が混乱していて、何があったのか全く解らない。
──あの後、どうなった?
白い長髪に左眼を眼帯で隠した黒スーツの青年と、赤コートを着た茶色い長髪の男。
それと、ザクスト。
あの後、あの三人はどうなったのか。
──イーナも、ウライも……
「──目が覚めたのか?」
俺がそこまで考えたとき、突然ドアが開かれ、誰かに声を掛けられた。
俺は驚いて、ドアの方を見る。
「シェイド、大佐……!? 生きてたんですか!?」
「失礼な……! ──かなり怪我はしてるが、生きている」
シェイド大佐は、体中に巻かれた包帯と貼られたガーゼを触りながら言った。
俺はシェイド大佐が生きていてくれた事に胸を撫で下ろした。
それとほぼ同時に気付く。
「大佐、皆は──」
俺が聞こうとした瞬間、激しい音を立ててドアが蹴り開けられた。
「おっ、目ェ覚めたのか!?」
「おいラスター! もう少しまともな入り方はできないのか!」
「うるせェ! ドアは蹴り開けるモンだろうが!!」
「お前は馬鹿か!! まずはその定義がおかしいぞ!!」
大騒ぎしながら、ラスターさんが部屋に入ってきた。
確かにその定義がおかしい。ドアは蹴り開ける物じゃないだろう。
というか、その大怪我でドアを蹴り開けられる体力というか、力が凄い。
ラスターさんは頭に包帯を巻き、左腕を首から吊っていた。
「良かった──ラスターさんも生きてたんですね」
「オイオイ、オレが簡単に死ぬ訳ねェだろ? そりゃ死ぬかとは思ったけどな」
そう言って笑ったラスターさんを一度見た後、言った。
「大丈夫だ。ウライも、皆生きている」
「本当ですか!?」
「ああ。もうそろそろ皆来ると思うぞ」
シェイド大佐が言い終わるのと同時に、先程に比べれば遙かに静かにドアが開いた。
「──やっと起きたか、馬鹿が」
ソーマは入ってきて開口一番、いつも通りの言葉を俺に吐いた。
続いて、その後ろに隠れるようにしてイーナが入ってきた。
「良かった──イーナも生きてたんだな」
「うん……私は大丈夫」
俺はイーナの言葉に安堵した。
「──あれ……ウライは?」
シェイド大佐もラスターさんもソーマもイーナも居る中で、ウライの姿だけが無かった。
「彼女はまだ安静にしていろ、との事だ。命に別状は無いそうだから、心配しなくていい」
俺の問いに、シェイド大佐が答えた。
良かったと──心の底から、そう思えた。
「……シェイド大佐」
「何だ」
俺は一呼吸置いてから言う。
「あの後……何があったんですか?」
シェイド大佐は少しの間何も言わずに黙っていた。
「──お前が意識を失った後からで、いいか?」
「大丈夫です」
俺が答えると、シェイド大佐は頷いた後、話し始めた。
「あの後──召使いだとは思うが、黒スーツを着た男と赤コートの男……ザクストがアレスと
マーヴィンと呼んでいたか。その男達がザクストを連れて何処かへ行ってしまった。
そしてその直後に、理由は分からないが……あちら側の兵士達が全員引き上げていった」
シェイド大佐の「理由は分からない」という言葉に、俺は少し思い当たる事があった。
俺が意識を失う直前、あいつは俺にこう言っていた。
『今回の所は、ここで終わりにしようか』と。
「これはオレの勝手な憶測に過ぎないが……あの赤コートの人間は、恐らく──」
シェイド大佐はそこで言葉を切り、言った。
「ウィジロの最高責任者──つまり『支配者』だろうと……いや、これは確定だ」
「なっ……! 支配者が自分から来るなんて……!」
そんなの、有り得る筈がない。それはほぼ、自殺行為に等しい行為だからだ。
年々、ウィジロに反抗する組織は増えてきている。今はそんな世の中だ。
そんな、いつ命を狙われてもおかしくない時に、ほいほいと出てくるなんて──
「だとしたら、そいつはよっぽどの自信家だな」
ラスターさんが、溜め息混じりに言った。
俺もその通りだと思う。
どれ程自分の腕に自信があるのか──
「──だが、それが確定だと言い切れる証拠が何処にある?」
ソーマはさほど驚いていない様子で、シェイド大佐に聞いた。
「……オレの記憶が間違っていないのなら──名前だ。あの赤コートの男が本当にマーヴィンという
名前なのだとしたら、ほぼ支配者で確定だろう」
言い終わった後、シェイド大佐は付け足した。
「まあ──オレがその名前を聞いたのはもう6年は前の事なんだが、な」
「ま、要するにアテにならねェって事か」
「煩い! お前は黙っていろ!!」
小声で言ったラスターさんに即座に反論し、シェイド大佐は再度口を開いた。
「まあいい。──それよりも、だ」
「何ですか?」
俺が聞くと、シェイド大佐は笑って言った。
「それよりももっと重大な問題が、あるだろう?」
「え?」
俺は何が何だか解らずに混乱していた。
「──さて、そろそろ話を聞かせて貰おうか?」
シェイド大佐はそう言うと、ソーマの数歩後ろに居た──イーナに向き直った。
端から見ていても怖いくらいの、笑顔で。
明日多分病院行ってくるー。
入院とかはないよね。うん。ないない。
パソコンが重いウザい表示遅いこのポンコツ1回バラすぞコラ←
ココロのイントロだけで涙腺緩む…やべ、マジで涙腺壊れてきたわ…
前なんか悪ノでも泣けなかったのよ?囚人で緩むくらいだったのよ?
しょぼん見てからかなり変わったなぁ…
──まただ
『あの時』も聞いた、酷く懐かしい歌声
どんな歌詞なのかは……上手く、聞き取れない。
運良く聞き取れたのは、ただ、一節だけ
──もしも私が私でなくなってしまった時は──
その一節が聞こえた瞬間、俺は酷い頭痛を感じた。
そしてそのまま、世界が暗転した。
RELAYS - リレイズ - 20 【問題】
「──う……っ」
俺は、ゆっくりと目を開く。
病室を彷彿とさせる真っ白な天井が目に入ってきた。
「俺は……?」
俺は、まだ覚醒しきっていないののだろう──重い身体を起こした。
頭が混乱していて、何があったのか全く解らない。
──あの後、どうなった?
白い長髪に左眼を眼帯で隠した黒スーツの青年と、赤コートを着た茶色い長髪の男。
それと、ザクスト。
あの後、あの三人はどうなったのか。
──イーナも、ウライも……
「──目が覚めたのか?」
俺がそこまで考えたとき、突然ドアが開かれ、誰かに声を掛けられた。
俺は驚いて、ドアの方を見る。
「シェイド、大佐……!? 生きてたんですか!?」
「失礼な……! ──かなり怪我はしてるが、生きている」
シェイド大佐は、体中に巻かれた包帯と貼られたガーゼを触りながら言った。
俺はシェイド大佐が生きていてくれた事に胸を撫で下ろした。
それとほぼ同時に気付く。
「大佐、皆は──」
俺が聞こうとした瞬間、激しい音を立ててドアが蹴り開けられた。
「おっ、目ェ覚めたのか!?」
「おいラスター! もう少しまともな入り方はできないのか!」
「うるせェ! ドアは蹴り開けるモンだろうが!!」
「お前は馬鹿か!! まずはその定義がおかしいぞ!!」
大騒ぎしながら、ラスターさんが部屋に入ってきた。
確かにその定義がおかしい。ドアは蹴り開ける物じゃないだろう。
というか、その大怪我でドアを蹴り開けられる体力というか、力が凄い。
ラスターさんは頭に包帯を巻き、左腕を首から吊っていた。
「良かった──ラスターさんも生きてたんですね」
「オイオイ、オレが簡単に死ぬ訳ねェだろ? そりゃ死ぬかとは思ったけどな」
そう言って笑ったラスターさんを一度見た後、言った。
「大丈夫だ。ウライも、皆生きている」
「本当ですか!?」
「ああ。もうそろそろ皆来ると思うぞ」
シェイド大佐が言い終わるのと同時に、先程に比べれば遙かに静かにドアが開いた。
「──やっと起きたか、馬鹿が」
ソーマは入ってきて開口一番、いつも通りの言葉を俺に吐いた。
続いて、その後ろに隠れるようにしてイーナが入ってきた。
「良かった──イーナも生きてたんだな」
「うん……私は大丈夫」
俺はイーナの言葉に安堵した。
「──あれ……ウライは?」
シェイド大佐もラスターさんもソーマもイーナも居る中で、ウライの姿だけが無かった。
「彼女はまだ安静にしていろ、との事だ。命に別状は無いそうだから、心配しなくていい」
俺の問いに、シェイド大佐が答えた。
良かったと──心の底から、そう思えた。
「……シェイド大佐」
「何だ」
俺は一呼吸置いてから言う。
「あの後……何があったんですか?」
シェイド大佐は少しの間何も言わずに黙っていた。
「──お前が意識を失った後からで、いいか?」
「大丈夫です」
俺が答えると、シェイド大佐は頷いた後、話し始めた。
「あの後──召使いだとは思うが、黒スーツを着た男と赤コートの男……ザクストがアレスと
マーヴィンと呼んでいたか。その男達がザクストを連れて何処かへ行ってしまった。
そしてその直後に、理由は分からないが……あちら側の兵士達が全員引き上げていった」
シェイド大佐の「理由は分からない」という言葉に、俺は少し思い当たる事があった。
俺が意識を失う直前、あいつは俺にこう言っていた。
『今回の所は、ここで終わりにしようか』と。
「これはオレの勝手な憶測に過ぎないが……あの赤コートの人間は、恐らく──」
シェイド大佐はそこで言葉を切り、言った。
「ウィジロの最高責任者──つまり『支配者』だろうと……いや、これは確定だ」
「なっ……! 支配者が自分から来るなんて……!」
そんなの、有り得る筈がない。それはほぼ、自殺行為に等しい行為だからだ。
年々、ウィジロに反抗する組織は増えてきている。今はそんな世の中だ。
そんな、いつ命を狙われてもおかしくない時に、ほいほいと出てくるなんて──
「だとしたら、そいつはよっぽどの自信家だな」
ラスターさんが、溜め息混じりに言った。
俺もその通りだと思う。
どれ程自分の腕に自信があるのか──
「──だが、それが確定だと言い切れる証拠が何処にある?」
ソーマはさほど驚いていない様子で、シェイド大佐に聞いた。
「……オレの記憶が間違っていないのなら──名前だ。あの赤コートの男が本当にマーヴィンという
名前なのだとしたら、ほぼ支配者で確定だろう」
言い終わった後、シェイド大佐は付け足した。
「まあ──オレがその名前を聞いたのはもう6年は前の事なんだが、な」
「ま、要するにアテにならねェって事か」
「煩い! お前は黙っていろ!!」
小声で言ったラスターさんに即座に反論し、シェイド大佐は再度口を開いた。
「まあいい。──それよりも、だ」
「何ですか?」
俺が聞くと、シェイド大佐は笑って言った。
「それよりももっと重大な問題が、あるだろう?」
「え?」
俺は何が何だか解らずに混乱していた。
「──さて、そろそろ話を聞かせて貰おうか?」
シェイド大佐はそう言うと、ソーマの数歩後ろに居た──イーナに向き直った。
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FF、DMC、TOAをメインにやる予定だったのに何かオリジナル増えそう。
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