I permanently serve you. NeroAngelo
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うわわわわわわ放置してたわああああああ(ry
22話って凄くn(ry
っていうかこれどうしてもシェイドとかソーマに視点切り替えする必要が(ry
RELAYS - リレイズ - 22 【裏側-1】
「──へっ?」
俺はイーナの突拍子もない質問に間の抜けた声を出してしまった。
「だから、今この世界で……何が起こってるの? あんな事がここで起こってるんだから、ただ事じゃないのは解るけど……」
要するに、この世界の所謂『裏側』を教えて欲しい、とイーナは言っているのだろう。
その質問の中には、勿論『俺達が何をしているのか』というのも入っている。
「──そんなの教えられる訳ないだろ」
これが軍人であるシェイド大佐やある程度武器を扱えるラスターさんのように、何らかの階級を持っていたり何か力や魔力があるというのなら別だが、イーナは見た所、何の武器も力も持たない一般人だ。それもあちら側の。
そんな人間に、教えられる訳がない。
それをイーナに告げようとしたとき、彼女の背後で何かの電子音が聞こえた。
何の音だろうかと思い、そちらに視線を向ける。
「な、ソーマ何を──」
ソーマは自分の服装と同じ真っ黒な携帯電話を手に、番号を押していた。
「黙れ。教えていいのかどうか等、聞けば解る事だ」
その言葉で、俺はソーマがどこに電話を繋げているのかを悟った。──本部だ。
ソーマはリレイズ本部に『イーナに全てを教えて良いのかどうか』を聞くつもりなのだろう。
「待──」
俺が制止する前に、電話が本部に繋がったらしく、ソーマは一度部屋の中を見回した。
「あ──ああ、いいぞ。ここで話すのも何だろう」
シェイド大佐の言葉に頷いた後、ソーマは部屋を出た。
音もなく閉められた扉の向こうから、微かに話声が聞こえてくる。
辛うじて聞き取れた言葉をまとめると……『あちら側のごくごく普通の一般人に自分達の事や世界の事を教えてもいいか』──らしい。
……おい待て、一番大事な部分が伝えられていない気がするんだが?何で教えなきゃならないのかとか、そういう理由が綺麗に抜け落ちてないか?
俺は疑問に感じたが、黙ってソーマが戻ってくるのを待つ事にした。
どうせ許可なんて下りるわけがない。
暫くしてから、出て行ったときと同じようにソーマが戻ってきた。
「で、どうだった?」
俺の問い掛けに、ソーマは携帯を閉じながら
「ああ、良いらしい」
「だから無理だって──えええええ!?」
「騒ぐな、煩い」
耐えきれずに叫んでしまった俺に、ソーマが不快そうに眉根を寄せながら言う。
だが、これを叫ばない人間がどこに居るのか。
「な、何で許可下りたんだよ!?」
「知るか。ただあいつにこう言われただけだ。」
『あ、ソーマかい?どうしたの?任務で何か……え? あ、別に全っ然大丈夫だよ。一般人なら教えても何も出来ないと思うしね。ってことで、全部教えていいよ!』
「……とな」
あ、アバウトすぎる……!!何を考えてるんだダグラスさんは!!仮にも司令官だろ!!
しかも聞いた台詞だと語尾に星が付きそうなくらい軽いんだが……いいのかこれで……
「という訳だ。さっさと教えてやれ、馬鹿」
「……解ったよ。っていうか何で俺が馬鹿って言われなきゃなんないんだ?」
馬鹿と呼ばれるような事はしていない。──そりゃさっき叫んだけど。それは不可抗力じゃないのか?
いや、ソーマの辞書に不可抗力という言葉は多分存在しないのだろう。
「じゃあ今から全部説明するけど……ちゃんと付いて来いよ、イーナ」
「うん、大丈夫」
「オ、オイ待てよ!」
俺が話そうとした瞬間、突然ラスターさんが声を上げた。
「何ですか?」
「兄サンは別に良いとして──オレはどうすりゃいいんだ?」
そういえばそうだ。あくまでもラスターさんは武器屋の店長でしかない。それをすっかり忘れていた。
「別に聞けばいい。お前だって普通以上の戦闘能力は持っているだろう。全てを知っても生きていられると思うが」
確かに、常人ではあの時のザクストの攻撃で生きているという可能性が低い気がする。
そんな中で生きていたラスターさんなら、大丈夫かもしれない。
「ああ、それと『他にも教える人とかが居たら言って大丈夫』だそうだ」
マジであの人何なんだ!!
だが、それを今ああだこうだと言っても仕方がない。
「それじゃあ──話すけど」
「うん」
「ああ」
イーナとラスターさんの肯定を聞き、俺はこの世界について自分が知っている限りのこと、そして俺達が所属している機関の事を話し始めた。
長くなりそうだったからここで切った\(^o^)/
22話って凄くn(ry
っていうかこれどうしてもシェイドとかソーマに視点切り替えする必要が(ry
RELAYS - リレイズ - 22 【裏側-1】
「──へっ?」
俺はイーナの突拍子もない質問に間の抜けた声を出してしまった。
「だから、今この世界で……何が起こってるの? あんな事がここで起こってるんだから、ただ事じゃないのは解るけど……」
要するに、この世界の所謂『裏側』を教えて欲しい、とイーナは言っているのだろう。
その質問の中には、勿論『俺達が何をしているのか』というのも入っている。
「──そんなの教えられる訳ないだろ」
これが軍人であるシェイド大佐やある程度武器を扱えるラスターさんのように、何らかの階級を持っていたり何か力や魔力があるというのなら別だが、イーナは見た所、何の武器も力も持たない一般人だ。それもあちら側の。
そんな人間に、教えられる訳がない。
それをイーナに告げようとしたとき、彼女の背後で何かの電子音が聞こえた。
何の音だろうかと思い、そちらに視線を向ける。
「な、ソーマ何を──」
ソーマは自分の服装と同じ真っ黒な携帯電話を手に、番号を押していた。
「黙れ。教えていいのかどうか等、聞けば解る事だ」
その言葉で、俺はソーマがどこに電話を繋げているのかを悟った。──本部だ。
ソーマはリレイズ本部に『イーナに全てを教えて良いのかどうか』を聞くつもりなのだろう。
「待──」
俺が制止する前に、電話が本部に繋がったらしく、ソーマは一度部屋の中を見回した。
「あ──ああ、いいぞ。ここで話すのも何だろう」
シェイド大佐の言葉に頷いた後、ソーマは部屋を出た。
音もなく閉められた扉の向こうから、微かに話声が聞こえてくる。
辛うじて聞き取れた言葉をまとめると……『あちら側のごくごく普通の一般人に自分達の事や世界の事を教えてもいいか』──らしい。
……おい待て、一番大事な部分が伝えられていない気がするんだが?何で教えなきゃならないのかとか、そういう理由が綺麗に抜け落ちてないか?
俺は疑問に感じたが、黙ってソーマが戻ってくるのを待つ事にした。
どうせ許可なんて下りるわけがない。
暫くしてから、出て行ったときと同じようにソーマが戻ってきた。
「で、どうだった?」
俺の問い掛けに、ソーマは携帯を閉じながら
「ああ、良いらしい」
「だから無理だって──えええええ!?」
「騒ぐな、煩い」
耐えきれずに叫んでしまった俺に、ソーマが不快そうに眉根を寄せながら言う。
だが、これを叫ばない人間がどこに居るのか。
「な、何で許可下りたんだよ!?」
「知るか。ただあいつにこう言われただけだ。」
『あ、ソーマかい?どうしたの?任務で何か……え? あ、別に全っ然大丈夫だよ。一般人なら教えても何も出来ないと思うしね。ってことで、全部教えていいよ!』
「……とな」
あ、アバウトすぎる……!!何を考えてるんだダグラスさんは!!仮にも司令官だろ!!
しかも聞いた台詞だと語尾に星が付きそうなくらい軽いんだが……いいのかこれで……
「という訳だ。さっさと教えてやれ、馬鹿」
「……解ったよ。っていうか何で俺が馬鹿って言われなきゃなんないんだ?」
馬鹿と呼ばれるような事はしていない。──そりゃさっき叫んだけど。それは不可抗力じゃないのか?
いや、ソーマの辞書に不可抗力という言葉は多分存在しないのだろう。
「じゃあ今から全部説明するけど……ちゃんと付いて来いよ、イーナ」
「うん、大丈夫」
「オ、オイ待てよ!」
俺が話そうとした瞬間、突然ラスターさんが声を上げた。
「何ですか?」
「兄サンは別に良いとして──オレはどうすりゃいいんだ?」
そういえばそうだ。あくまでもラスターさんは武器屋の店長でしかない。それをすっかり忘れていた。
「別に聞けばいい。お前だって普通以上の戦闘能力は持っているだろう。全てを知っても生きていられると思うが」
確かに、常人ではあの時のザクストの攻撃で生きているという可能性が低い気がする。
そんな中で生きていたラスターさんなら、大丈夫かもしれない。
「ああ、それと『他にも教える人とかが居たら言って大丈夫』だそうだ」
マジであの人何なんだ!!
だが、それを今ああだこうだと言っても仕方がない。
「それじゃあ──話すけど」
「うん」
「ああ」
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長くなりそうだったからここで切った\(^o^)/
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赤闇銀羽
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性別:
非公開
職業:
ソルジャー1st
趣味:
妄想!
自己紹介:
こちらは更新凍結しました
サイトにて活動中。
手描きブログ。
FF、DMC、TOAをメインにやる予定だったのに何かオリジナル増えそう。
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