I permanently serve you. NeroAngelo
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タイトルが決まったらいいなぁとか。
プロローグだよ。ヴェルガーダだよ。
──俺はヴェルガーダ。ヴェルガーダ=イクスプロジア。
俺は、毎日来ている少し小さい教会の中に居た。
十字架にステンドグラス──どこにでもありそうな教会。
綺麗な賛美歌が耳に届く。俺が一番好きな歌だ。
ロックとかも嫌いじゃない。どちらかというと好きな部類に入る。
それでも、俺が一番惹かれる歌は賛美歌だった。
小さい頃、母さんが良く歌ってくれたせいもあるのかもしれない。
そんな事を考えている内に、賛美歌が終わったのか盛大な拍手が聞こえた。
俺はその拍手を聞きながら、傍らに立て掛けてあった2本の日本刀を手に席を立ち、教会を出た。
外に出た瞬間、眩しい陽の光が俺の目に入ってきた。
「暑いな……」
俺は呟き、陽の光から守るように手で目を覆う。
だが、陽の光は好きだ。優しく見守ってくれているような、良く分からないがそんな心地良さがある。
俺は空を見上げた。
どこまでも透き通っている、白い雲が2,3個あるだけの蒼い空。
何で俺の仲間はこんな綺麗な物が苦手なのかと、少し不思議になる。
いや……俺がおかしいんだろうけれど。
俺はそう思いながら、近くにあった喫茶店の扉を開けた。
「良く来たな、ヴェルガーダ」
ここの喫茶店の店長であるオンブラとは、昔からの知り合い──というか、幼馴染みだ。
今も昔も、かなり目立つであろう俺の格好にも、驚かずに接してくれる。
原色の青コートに、真っ赤な背中まである長髪、何故かここだけ黒い前髪。
それに、左手と背中に背負っている日本刀に、左眼を隠している包帯とか。
最初俺に会ったときも、全然全く驚かなかった。それどころか「格好いいな!」と褒められた。
そう言うオンブラ自身、この街ではかなり目立つような格好をしている。
黒いパーカーに、赤いカットソー、そして裾を引きずっている黒いズボン。
この街では、かなり珍しい格好だ。勿論オンブラ以外にも同じような格好をした人間は居るが。
俺はカウンターに座った。
俺が注文しようと口を開いたとき
「いつも通りの、だろ?」
オンブラの言葉と同時に、俺の前に一つのグラスが置かれた。
「何でもお見通し、って奴か?」
「別に。ここに来てからこれ以外頼んだこと無いんだから解るに決まってるだろ?」
オンブラは笑いながら、俺の前に置かれているチョコレートパフェを指差して言った。
「……ま、それもそうか」
俺はオンブラからスプーンを受け取りながら答えた。
「──にしても、お前本当に面白いよな」
「何が?」
オンブラの言葉に、俺はスプーンを咥えながら聞いた。
「いや、お前何で教会とか十字架大好きなのかなと思って。だってお前アレだろ?
……俺は教会苦手だけど」
「そりゃそうだろうよ。お前堕天使だろが」
俺は店の中に居る数人の客が誰も聞いていないことを確認してから言ってやった。
言葉通り、オンブラは堕天使だ。俺も最近見ていないが、黒い羽もある。
それなのに何故ここで店を開いているのかは解らない。多分趣味……だと思う。
「まあそうだけどさぁ……俺だって、遠目に見るだけだけど十字架とか格好いいと思うんだぜ?」
勿論アクセサリーとしてな、とオンブラは付け加えた。
「へぇ……んじゃ、俺の十字架のネックレス1個やろうか?」
俺は自分の首に掛かっている大量のシルバーアクセサリーの中にある十字架のネックレスを、指先で
持ち上げるとオンブラに向けた。
「いるか馬鹿ッ!!」
オンブラは叫ぶと俺の『手』を押し返した。直に十字架に触れてはいけないと解っているからだろう。
俺が触っても大丈夫なのは……慣れたのか、それとも最初から耐性があったのかのどちらか。
「まあいいや。食い終わったし俺はそろそろ行くぜ」
「ん?ああ。じゃ、また来いよ!」
空になったグラスをオンブラに手渡し、俺は店を出た。
俺は店を出た後、自分の家に帰ってきていた。
置いてあるのは、雑誌と本棚と、必要最低限の家具だけだ。
俺は日本刀を壁に立て掛け、脱いだコートを椅子に掛けた。
そしてそのまま、ベッドに横になる。
首に掛かっているアクセサリーが小さく金属音を立てたが、俺は構わずに目を閉じた。
『日光は?』「大好きだぜ!」
『十字架は?』「格好いいよな!」
『良く居る場所は?』「教会!」
『好きな音楽、歌は?』「ロックとかも好きだけど、一番は賛美歌だな!」
『血は?』「血より甘いのが好きだけど」
仲間が皆言う。
『らしくない』と。
俺は人間じゃない。
俺はヴェルガーダ。ヴェルガーダ=イクスプロジア。
種族は
──吸血鬼
取り敢えず、自己満だよ!!
今日は寝ないよ!!だって明日学校だし!!宿題やってないし!!
プロローグだよ。ヴェルガーダだよ。
──俺はヴェルガーダ。ヴェルガーダ=イクスプロジア。
俺は、毎日来ている少し小さい教会の中に居た。
十字架にステンドグラス──どこにでもありそうな教会。
綺麗な賛美歌が耳に届く。俺が一番好きな歌だ。
ロックとかも嫌いじゃない。どちらかというと好きな部類に入る。
それでも、俺が一番惹かれる歌は賛美歌だった。
小さい頃、母さんが良く歌ってくれたせいもあるのかもしれない。
そんな事を考えている内に、賛美歌が終わったのか盛大な拍手が聞こえた。
俺はその拍手を聞きながら、傍らに立て掛けてあった2本の日本刀を手に席を立ち、教会を出た。
外に出た瞬間、眩しい陽の光が俺の目に入ってきた。
「暑いな……」
俺は呟き、陽の光から守るように手で目を覆う。
だが、陽の光は好きだ。優しく見守ってくれているような、良く分からないがそんな心地良さがある。
俺は空を見上げた。
どこまでも透き通っている、白い雲が2,3個あるだけの蒼い空。
何で俺の仲間はこんな綺麗な物が苦手なのかと、少し不思議になる。
いや……俺がおかしいんだろうけれど。
俺はそう思いながら、近くにあった喫茶店の扉を開けた。
「良く来たな、ヴェルガーダ」
ここの喫茶店の店長であるオンブラとは、昔からの知り合い──というか、幼馴染みだ。
今も昔も、かなり目立つであろう俺の格好にも、驚かずに接してくれる。
原色の青コートに、真っ赤な背中まである長髪、何故かここだけ黒い前髪。
それに、左手と背中に背負っている日本刀に、左眼を隠している包帯とか。
最初俺に会ったときも、全然全く驚かなかった。それどころか「格好いいな!」と褒められた。
そう言うオンブラ自身、この街ではかなり目立つような格好をしている。
黒いパーカーに、赤いカットソー、そして裾を引きずっている黒いズボン。
この街では、かなり珍しい格好だ。勿論オンブラ以外にも同じような格好をした人間は居るが。
俺はカウンターに座った。
俺が注文しようと口を開いたとき
「いつも通りの、だろ?」
オンブラの言葉と同時に、俺の前に一つのグラスが置かれた。
「何でもお見通し、って奴か?」
「別に。ここに来てからこれ以外頼んだこと無いんだから解るに決まってるだろ?」
オンブラは笑いながら、俺の前に置かれているチョコレートパフェを指差して言った。
「……ま、それもそうか」
俺はオンブラからスプーンを受け取りながら答えた。
「──にしても、お前本当に面白いよな」
「何が?」
オンブラの言葉に、俺はスプーンを咥えながら聞いた。
「いや、お前何で教会とか十字架大好きなのかなと思って。だってお前アレだろ?
……俺は教会苦手だけど」
「そりゃそうだろうよ。お前堕天使だろが」
俺は店の中に居る数人の客が誰も聞いていないことを確認してから言ってやった。
言葉通り、オンブラは堕天使だ。俺も最近見ていないが、黒い羽もある。
それなのに何故ここで店を開いているのかは解らない。多分趣味……だと思う。
「まあそうだけどさぁ……俺だって、遠目に見るだけだけど十字架とか格好いいと思うんだぜ?」
勿論アクセサリーとしてな、とオンブラは付け加えた。
「へぇ……んじゃ、俺の十字架のネックレス1個やろうか?」
俺は自分の首に掛かっている大量のシルバーアクセサリーの中にある十字架のネックレスを、指先で
持ち上げるとオンブラに向けた。
「いるか馬鹿ッ!!」
オンブラは叫ぶと俺の『手』を押し返した。直に十字架に触れてはいけないと解っているからだろう。
俺が触っても大丈夫なのは……慣れたのか、それとも最初から耐性があったのかのどちらか。
「まあいいや。食い終わったし俺はそろそろ行くぜ」
「ん?ああ。じゃ、また来いよ!」
空になったグラスをオンブラに手渡し、俺は店を出た。
俺は店を出た後、自分の家に帰ってきていた。
置いてあるのは、雑誌と本棚と、必要最低限の家具だけだ。
俺は日本刀を壁に立て掛け、脱いだコートを椅子に掛けた。
そしてそのまま、ベッドに横になる。
首に掛かっているアクセサリーが小さく金属音を立てたが、俺は構わずに目を閉じた。
『日光は?』「大好きだぜ!」
『十字架は?』「格好いいよな!」
『良く居る場所は?』「教会!」
『好きな音楽、歌は?』「ロックとかも好きだけど、一番は賛美歌だな!」
『血は?』「血より甘いのが好きだけど」
仲間が皆言う。
『らしくない』と。
俺は人間じゃない。
俺はヴェルガーダ。ヴェルガーダ=イクスプロジア。
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ソルジャー1st
趣味:
妄想!
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こちらは更新凍結しました
サイトにて活動中。
手描きブログ。
FF、DMC、TOAをメインにやる予定だったのに何かオリジナル増えそう。
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