魔界に堕ちよう 忍者ブログ
I permanently serve you. NeroAngelo
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

何故この名前が出てきたんだ・・・
ファンデヴはフェンシングから、ソーマは月の神、ヘメティは片翼の天使だし・・・
ブラック★ロックシューター聞きながらシリアス書く・・・



「しかし思ってたより早いな……『兄さん』、時間計算しくじったか?」
男は自分の軽トラックに乗り込むと、懐中時計を見て愚痴った。
そして、トラックのエンジンを掛ける。
「ま、オレがアッチに行きゃ分かる話か」

RELAYS - リレイズ - 16 【恐怖】

「ソーマ!」
「──何だ」
俺は走りながら、先程持った疑問をソーマにぶつけた。
「お前、『殺さないなら簡単』って──どういうことだよ!?」
ソーマは一度立ち止まると、俺に向き直った。
「要は、相手の戦闘能力を削げばいい」
その理由が分からない、と言おうとした俺の言葉を遮り、ソーマが口元に笑みを湛えながら言う。
「手足を動かなくすればいい。勿論後々ちゃんと治る程度にな」
「それって……」
「安心しろ、切り落としはしない」
「そうじゃない!そんな事したら絶対死ぬだろ!」
手足を切り落としたら確実に死ぬだろう。
ソーマには、そういう考えが何故か欠落しているような気がする。
ソーマは溜め息をつくと、はっきりと言い放った。
「手足の健を切るだけだ」
戦場では普通の言葉なのだろうが、俺にはソーマのその言葉が酷く残酷に聞こえた。
「──貴様なら、足を撃つ程度で十分だろう」
ソーマは俺の手の中にある拳銃を見て言った。
「そんなの──」
「出来ないとでも言うつもりか?」
言いかけた言葉を遮られ、俺は言葉を続けられなくなる。
「傷付けるのが怖いか?自分の手を汚すのが怖いか?殺すのが怖いか?」
怖くない──そう言えば、嘘になる。
俺はこの世界に長く身を置いて尚、自らの手を汚すことに恐怖を感じていた。
決して戻ることも、逃げることも出来ない世界だと知っていて。
「──ソーマは……怖くないのか?」
俺の言葉に、ソーマは一瞬驚いたような表情を見せた。
「……恐怖、か──とっくの昔に、忘れた」
そう言ったソーマの声は、何処か寂寥感を伴っていた。
「そうか──俺は、まだ……怖い」
ソーマの言う通り、俺はまだその感情を捨て切れていない。
俺の呟きを聞いたソーマは、独り言のように静かに言った。
「恐怖心を持たない自分が『異常』、か……そんな事は分かり切っていると言うのにな」
「え……それってどういう──」
俺がどういう事だ、と聞こうとした瞬間、近くで銃声が聞こえた。
それに続いて、怒号も。
「ッ──やばいぞ、ソーマ!」
俺が叫んだ瞬間、辺りに潜んでいた敵兵が姿を現した。
囲まれてはいないが、かなりの数だった。
「糞ッ!」
ソーマは悪態を付き、何かを詠唱するとナトゥスを自分の手に出現させた。
「……ッ!」
「ソーマ、どうし──」
何かに気付いたのか、ソーマが声を張り上げた。
「伏せろッ!」
「うわっ!!」
言いながらソーマに襟首を掴んで引き倒され、俺は短く悲鳴を上げる。
その時、何発もの銃声と悲鳴が立て続けに俺の耳に届いた。
「いってぇ……!お前、伏せろって言う前に思いっ切り──」
土埃に咽せながら不満を漏らす俺の眼に、一人の人影が映った。
「まったく……お前達は二人揃って何をしているんだ」
呆れ顔で言いながら軍服に付いた土埃を払っている人影は
「大佐!?何でこんな所に──」
「それはこっちの台詞だ。何か話し声が聞こえるから来てみれば……」
「──すみません……」
俺は謝りながら立ち上がる。
その時、シェイド大佐に撃たれた数人の敵兵が目に入った。
撃たれた敵兵は全員、例外なく足を撃ち抜かれている。
「後々ちゃんと治る程度の傷だ。心配しなくていい」
「──大丈夫、なんですね?」
俺の言葉に、シェイド大佐は困ったように笑った。
「お前は優しいな──この戦場に居るのが不思議なくらいだ」
俺は黙って、持っていた拳銃を見た。
「弾は自分で入れれるか?」
「まあ──一応」
使ったことがないとは言え、機関で少しだけ扱い方は習っている。
「見た感じ、銃は使ったことが無さそうだが」
「──使ったことは、ないです。触ったことなら幾らでも」
俺は弾を装塡しながら答えた。
「撃てるか?」
「──やれるだけやってみます」
俺の言葉に、シェイド大佐は少しだけ心配そうな視線を俺に向けた。
「──無理はするなよ」
シェイド大佐が言った時、辺りに新たな銃声が響き渡った。
その直後、俺の目の前にいた敵兵が悲鳴を上げて倒れ込む。
「──暴発か!?」
俺は真っ直ぐ伸びた手の先に見える銃口を見た。
そこから上がっている、一筋の白煙。
「いや、違う……俺が、撃ったんです」
俺自身、驚いていた。
俺が撃った銃弾は、敵兵の足を的確に撃ち抜いていた。
仲間が撃たれたことに憤りを感じたのだろう。
次から次へと向かってくる敵兵に、俺は銃口を向けた。
そして、引き金を引く。
倒れていく敵兵達を見ながら、俺は奇妙な感覚に囚われていた。
──何だ、これは──
何故、俺は──

「銃の使い方、知ってる……!?」

全てが解るのだ。
どこを撃てば相手が死に至ってしまうか。どこを撃てば大怪我はしても死にはしないのか。
銃の扱い方も、何もかもが。
「凄いな──的確な射撃だ」
隣で呆気にとられているシェイド大佐が呟く間も、俺は銃を撃ち続けた。
だが──
「いくら何でも数が多すぎるな……」
ソーマも遠くで応戦しているのは解る。
遠くから聞こえてくるナトゥス特有の金属音が、それを知らせてくれていた。
「これじゃ──」
俺が言いかけた瞬間だった。

「オイ!!」

突然聞こえてきた声と激しいブレーキ音に、俺は肩越しにそちらを振り返った。
そこには、一台の軽トラックが止まっていた。
「また敵──」
「そこの刀少年!!」
明らかに俺に向けて放たれた言葉に、俺は向けようとしていた銃を下ろす。
その声の主は、昨日立ち寄った──あの武器屋の店長だった。
「悪いな、少し遅れた!!ホラよ!!」
その声と共に、俺に闇霧が投げ渡された。
「遅いぞ、ラスター!」
「うるせェな……そっちが時間計算ミスったのが悪ィんだろ?『シェイド兄さん』」
「え……えぇ!?」
店長の名前が『ラスター』なのは解る。シェイド大佐がそう呼んでいたのだから。
だが、ラスターさんの言葉の意味が瞬時に理解できなかった。
「ラスターはオレの弟だ。この街唯一の武器屋をやっている、な」
「シェイドはオレの兄貴だ。良く似てないって言われるけどな」
ラスターサンが笑いながら言った時、その足下すぐそばに銃弾が飛んできた。
「危ないですよ!店長は帰って──」
「誰が帰るかよ──こういうのもたまには面白そうだ!」
「やるか?ラスター」
ラスターさんは笑うと、軽トラックの荷台から一本の剣を取り出した。
「じゃ、援護頼んだぜ、刀少年!」
そう言って敵兵達に向かっていこうとしたラスターさんに、俺は声を掛けた。
「あの──刀ありがとうございます!!それと──」
「俺は『刀少年』じゃなくて──ヘメティです」
俺の言葉に、ラスターさんは再度笑う。
「ヘメティか──解った。頼んだぜ?」
「はい!」
俺は返事をすると、闇霧を抜いた。




\(^o^)/

闇霧って間違えて閻魔刀って入れるとこだったwwww

拍手[0回]

PR



鯨 Busy


生まれ落ちた罪 生き残る罰 私という存在
一瞬のトキメキ 永遠のサヨナラ
いつかは許して下さい

止める言葉も聞かずに 陸に上がってしまった
鯨の物語 風が覚えてた

新しい世界へと 胸躍らせたのでしょう
口笛を吹きたい 気分だったのでしょう

海の果ては空に続くのに
星に一番遠い
この丘から何を見てたの?

大人になる罪 老けてゆく罰 私という存在
一瞬のキラメキ 永遠の空白
いわれ無き運命ね 身動きもできない

鯨が絶望して 捨てていったこの場所で
私は生きている やり切れなくなるわ

優しい記憶に触れようとして
私の指先は酷く 切り裂かれるの

出会ったのも罪? 恋したのも罰? 貴方という存在
胸を締め付ける 狂おしい傷
この私に下さい
痛いほど良いの

気持ち裏腹で意地悪な私
嫉妬を隠せない惨めな私
隣の恋人妬んでる私
自分愛せない私

大きな海に抱かれてみたいのよ
時折水面に顔覗かせて
海を眺めて歌を唄う
傷ついた鯨と一緒に

覚えておいてね 私の事を
遠い空まで届くの
愛した真実 失くした事実
ささやかなる落日

生まれ落ちた罪 生き残る罰 私という存在
一瞬のトキメキ 永遠のサヨナラ
まだ 許されないのかなぁ?


伸ばす手を何処へ

拍手[0回]

ってか俺の描く兄貴は兄貴らしさがない。何だ・・・
ああそうか髪の毛か!!髪の毛!!←
大丈夫日番谷並にはしないから!!


兄貴描きたいってか画力ほしす。
模写しようかな・・・って何を^p^p^p^
もういい俺星野さんみたいな絵柄目指すわ!!
やっと変わったのにまた変えるのかよ!!
模写ー模写ー
でもパソコンの前から離れられないどうせ依存症さ・・・
そしてウル織は何回見ても飽きないんだぜ・・・

鯨ってヴィンセントソングだけど、ウル織とかバジダンともとれるよね。

拍手[0回]

一応追記に回すー
つっても16話で出てくるんだけどwww

拍手[0回]

亡國覚醒カタルシスは聞いてて飽きない。
つーかレンカバーいいわ。君本当にレン君ですか。
ヘメティのイメージソングって黒い羽根の天使なんだよなー…
黒い羽根の天使の「俺」だと思うけどね。
ソーマは少女タナトス以外に思い浮かばないwww

リレイズはもう既に15話目\(^o^)/
何故ここまで続くしwwwwww




RELAYS - リレイズ - 15 【発砲許可】

シェイド大佐に先導され、俺とソーマ、ウライは軍の裏──調度この街の端に辿り着いた。
そこには、この街の軍人が並んでいた。
どこが小規模軍隊だと言いたくなるくらい、大勢の軍人が。
「凄い──」
俺は呟いて、辺りを見回す。
そこで気付いた。
「大佐!あの──アイツは!?」
「アイツ?──ああ、ザクストの事か?」
先程まで居たはずのザクストの姿が見えなかった。
迷子になったなんて事は無いだろう。シェイド大佐に付いてきたんだし、何より俺よりも詳しい筈だ。
「アイツはいつもこうだ。単体行動ばかりする」
「それ大丈夫なんですか!?」
「心配ない。逆にアイツは一人じゃないときちんと行動を起こさない」
シェイド大佐の言葉に、俺は安堵の溜め息を漏らした。
「オレはそれよりも、お前の方が心配だ」
「え?」
「あまり無茶はするな──死ぬぞ」
「……はい」
どれだけ戦場に出て、死という言葉を聞いても、この感覚には慣れることがない。
簡単に言えば──恐怖だろう。
俺は未だに、それを拭えずにいる。
「──此処で、少し任務内容を確認する」
シェイド大佐は俺の肯定を聞いて頷いた後、そう切り出した。
「一つ目は、あちら側を撃退する事」
「二つ目は──無理なら無理で良いらしいが、あちら側の人間を数人拘束する事」
「三つ目」

『極力、死者を出さないこと』

「この任務で、一番難しいだろうが──」
「問題ない」
ソーマはシェイド大佐の言葉を遮り、口を開いた。
「殺さなければいいのだろう?」
「まあそうだな……殺さずに、かつ後々死んでしまうような傷でなければ良い、だそうだ」
「ならば楽だな」
ソーマは言うと、口を閉ざした。
「内容は、これで間違いないな?」
間違いは無い。
ただ、ソーマの言葉の意味が気になった。
「──あ」
「どうした?」
俺はあることに気付き、声を上げた。
「……ウライの銃って玩具拳銃じゃなかったでしたっけ?」
「馬鹿か貴様は……」
「それくらい考えればいいだろう……」
俺の言葉に、シェイド大佐とソーマの呟きと溜め息が被さった。
「今回はちゃんと本物の銃を持たせてある。心配するな」
さすがに玩具は無いと思ったが……良かった……
「ああそれとだ」
思い出したように言うシェイド大佐は、少し笑っていった。
「この周辺には民家もない。街からかなり距離もあるからな。街の人間に被害が出る事は
気にしなくて良い」
「そうなんですか?」
「いつかこうなる事は予想していた。──数年前か。数年前に軍周辺から民家を退かしておいた」
「凄いですね……」
シェイド大佐は再度笑うと
「だから、思う存分暴れて良い」
いや、暴れるつもりはないが。
俺がそう思った瞬間、遠くから銃声が聞こえた。
「来ました!!」
ウライの声に、シェイド大佐が頷いた。

「総員──発砲を、許可する!!」

シェイド大佐の良く通る声に、何発もの銃声が響き渡った。
「行くぞ」
「あ、ああ!」
俺は先に走り出したソーマの後を追った。



「──あ、始まっちまったか」
薄暗い部屋の中で、男は遠くから微かに聞こえてきた銃声に呟いた。
「銃だけで大丈夫……なワケねえか」
男は椅子から立ち上がり、大きく伸びをした。
「しょうがねェな……届けてやるか」
男は、出入り口の近くに立て掛けてあったモノを手に、自分の店を出た。

「オレが行くまで生きてろよ、刀少年」




短いwww短いよwwwwww!!

まあいいや。多分今日は2回くらい更新できる・・・かもしれない。

拍手[0回]



塗り固められて動かないお前への愛
それはきっと
狂気と嫉妬で黒く澱んでいるのだろう
その愛を、受け取ってくれるお前に
心からの、束縛を





涅槃で貴方に会えるというのなら
俺は喜んで
喜んでこの世界を捨てよう





出来ることならば 一緒に居たかった
出来ることならば 共に
共に笑い合って居たかった
たった1人の 俺の片割れ





涙腺など俺は持ち合わせていない
そんなモノあるだけ無意味だ
俺は涙を流さないのだから





何で一番いて欲しい人がここに居ないのか
それを考え続けていようとも
もうあんたは戻ってこない
いつも俺の傍にいてくれた半身
もうあんたはここにいない



6(2のLong Ver.

この街も
この国も
数少ない友人も
俺が生きた証も
記憶も
この世界も

何もかも

俺は喜んで捨てよう

涅槃で出会えるというのなら

拍手[0回]

睫毛長いよネロ!!!!!
多分バージルも長いよ!!
そこはお父さんに似たんだね!!(だから違うって


でもネロは絶対バージルの息子だと思うんだが(知るか


うん、そんだけ。

発狂ロストバージンに「DMCですか」とか「ネオエクスデス」ってコメしてる人多いwww
誰がデビルメイクライだコラwwwwwww
ってかエクスデスは知ってるけどネオエクスデスは知らないよwww


とりあえずお前らは幸せになれと思うバジダン
鬼畜な兄貴も大好きだけど度が過ぎると嫌悪感しか抱かない・・・訳がない(何
どっちにしろ兄貴は好きだけどとりあえずダンテ大事にしろよ鬼いちゃん←

拍手[0回]

[31]  [32]  [33]  [34]  [35]  [36]  [37]  [38]  [39]  [40]  [41
投票なう
プロフィール
HN:
赤闇銀羽
性別:
非公開
職業:
ソルジャー1st
趣味:
妄想!
自己紹介:

こちらは更新凍結しました
サイトにて活動中。




手描きブログ。
FF、DMC、TOAをメインにやる予定だったのに何かオリジナル増えそう。
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
作業用BGM集
最新コメント
[03/12 赤闇銀羽]
[03/12 凪ノ助]
[07/24 赤闇銀羽]
[07/15 待草]
[07/10 赤闇銀羽]
[07/10 待草]
[06/26 赤闇銀羽]
[06/25 シュリ]
バーコード
ブログ内検索
最古記事
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/12)
(04/13)
(04/14)
(04/14)
カウンター

忍者ブログ [PR]